カゲツキくんは作り出した何かを全力で投下していきました。
二次創作系小説を書き散らかしつつ、個人的に興味深いホビー(TF系多し)について騒ぎ立てるブログだったのですが、最近では自分で何やってるのかよくわかってません。そんなカンジのブログです。
どれほどの時を経たのだろう
おはようございました。
オラクル教より博麗神社に入信した方が安心できる気がする影月です。

久しぶりに二次創作書いたのぜ、でもド底辺クォリティーというwww

しゃーないから読んでやるよ、という親切な方は続きからどうぞです。
 読む前に毎度おなじみの諸注意。
※百合?的な表現アリ。
※独自解釈アリ。
※俺設定アリ。
※紫様は人間臭い妖怪なのでメンタル弱めに設定されています。
※そして安心のド底辺クォリティー。
以上のことが大丈夫な方(しか見てないだろうけど)、スクロールしてどうぞ。













 いつものように空間の裂け目から、縁側でくつろぐ霊夢の姿を見る。
今日もお茶が美味しいわ、なんて言っちゃって本当に呑気なんだから。
 今日は私、八雲紫がそんな霊夢に嘘を吐いて反応を楽しもうと思いますわ。
絶対に反応してくれる嘘を用意してきたんですもの……。

 裂け目を広げ、そこから飛び降りて霊夢の目の前に着地した私は、興味なさげにこちらを見る霊夢へご挨拶。
「ご機嫌いかがかしら」
「別に」
素っ気ない返事も霊夢らしい。
そんな霊夢には早速嘘を堪能してもらいましょうか。
「ねぇ霊夢、話があるの」
「へぇ」
 霊夢の年不相応な好奇心の無さはこういう時辛い。
何がって、反応が薄くて面白くないこと。
「近頃、頑強なはずの大結界を越えてくる迷い人が、幻想郷に来るべきでない者が後を絶たない」
「わかってはいるわよ、でも私にはどうしようもないことじゃない」
「結界の内側にいる以上はね」
「何よそれ」
「私が結界を外側から管理するの」
「………」
外側から結界を管理したところで結界を越えてくる者は居るから余り意味がない。
つまり、
「……貴女と会うのはこれが最後」
「………」
大嘘。
大体、私が霊夢と会えなくなるような状況なんて作るものですか。
「一度外側に行ってしまうと、結界が安定するまでは内側には戻れないの。戻れたとしても、その頃には貴女は居ない」
「……」
 さあ、いつネタバレしましょうか。
邪な考えの私の眼前にいる巫女は、ふぅ、と一息してからこう言った。
「そうね、永遠に最後よ」
この言葉は、私を凍らせるのに十分すぎる威力を持っていた。
「閻魔に説教されたの。このままだと業が深くて地獄にも行けない、って。でも私は今まで通りやるわ」
「れ、霊夢…どうして」
「紫が幻想郷のために外側に行くなら、私は幻想郷のために異変を解決するわ。そう今まで通りに」
「…霊夢、実はね」
「それにね、アンタは私のことを置いていく、なんて思ってるんだろうけどそれは違うわ。置いていかれるのは紫の方。私が死ぬときと死んだ後の二回、アンタは私に置いていかれることになるのよ」
 私の声を遮ってまで霊夢が言ったことを、私は既に一度体験している。
脳裏に映ったのは、冥界で死後を満喫する前の、生前の幽々子。
 あの日の出来事を思い出してしまった……それも鮮明に。
「ごめんなさい霊夢、さっきのは嘘だったの……貴女のも嘘なんでしょう?」
私は今にも泣いてしまいそうになったけれど、それを堪えながら霊夢に訊ねた。ネタバレなんてこの際構っていられない。
「アンタがどうしようと、私はこのスタンスでやるわ。生まれ変わってもう一度、なんてことはないのよ。それに、私がアンタに嘘を吐く理由も必要もないわ」
「………ッ」
反論するための言葉が出てこなかった。
反論したかったのにそれが出来なかった。
「紫」
「………」
「いい?人間相手にするときはそういうのも承知して付き合いなさいよ」
 そんなことわかっている、と返すことが出来ないのは、私がその事実を認めてなかったから。
 すっかり黙ってしまった私を見かねたのか、霊夢がこんなことを言った。
「時間が限られてるのなら、時間いっぱいやりたいようにやればいいじゃない」
それってまさか……。
「誘っているの?」
「……紫の馬鹿」
 そっぽを向かれてしまった。
霊夢が私に対して好意を抱いている、という意思表示をしてくれたのに、墓穴を掘ったか……!?
 なら、私も伝えよう。
「霊夢、好きよ」
「知ってるわ」
「嘘じゃないわ」
「はいはい」
「あ、やっぱり嘘」
「言うならはっきりしなさいよ」
「大好きよ霊夢」
「変わらないじゃない」
「好き、の度合いが違いますわ」
「細かいわね」
「だって、霊夢のことが大好きですもの」
「何度も言わんでいい」
「何度も言わないといけない気がするの」
「十分伝わったわ、ありがとう」
「私は満足してなくてよ?」
「……勝手にしなさい」



「ところで」
 私が落ち着いた頃に、霊夢が口を開いた。
「外側に行くっていうのは嘘ね?」
「えぇ」
驚かすつもりが、逆に私が辛い思いをすることになると思わなかった。
それが正直な感想。
 この娘にはしばらく嘘は吐けないわ、なんて考えていると。
「よかった……」
霊夢が小さくこう呟いた。
「どうかしまして?」
「な、何でもないわ」
 頬を少し赤くした霊夢は目をそらした。
 私は、ちょっと天邪鬼なこの娘の頭を撫でて、出来る限り胡散臭くない笑顔を見せた。
花は儚さをも楽しみ愛ずるものなのだから。







あとがさ
『霊夢とは短い間しか居られない、だからこそ存分にイチャついて下さい紫様』がコンセプトです。
 死が完全に二人を別つ、という状況(を作り出しちゃった☆)なので悔いなく過ごして欲しい限りです。
スポンサーサイト
コメント
コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック
copyright © 2017 カゲツキくんは作り出した何かを全力で投下していきました。 all rights reserved.
Powered by FC2ブログ.