カゲツキくんは作り出した何かを全力で投下していきました。
二次創作系小説を書き散らかしつつ、個人的に興味深いホビー(TF系多し)について騒ぎ立てるブログだったのですが、最近では自分で何やってるのかよくわかってません。そんなカンジのブログです。
彼女に届け、不死の粉塵

お久しぶりの影月です!
久々にSSうpりに来たんですけど、思いの外重くて意味不明になってしまいました…www
意味不明な内容なのはいつも通りですけどね!(

今回のSSはけねもこ前提のもこ←みすSSですが、俺設定というか何というかが満載なので以下の注意書きをしっかり読んでから続きをクリックして閲覧して下さいませ!

諸注意
※百合表現アリ
※この作品の世界観における霊夢は妖怪化しています
※妖怪化した霊夢によって、魔理沙は右腕が義手になってます
※『おかみすちー』がストーリーの軸になってます
※その他キャラ崩壊などがあります
以上のことが許容できる方、続きからドゾ











 空っぽの賽銭箱にタケノコや山菜類といった、迷いの竹林で採れる食糧を突っ込めるだけ突っ込んだ。
その後、あのデカい鈴を鳴らし二礼二拍手一礼で神頼み。
これだけ食い物持ってきたんだ、叶えて貰わなきゃ困る。
――嗚呼神様、大好きな慧音が逝ったところへ、私も逝けるようにして下さい。


~彼女に届け、不死の粉塵~


 慧音が綺麗に老いて、綺麗な笑顔で逝ったのはいつのことだろうか。
彼女の葬式やお別れ会を取り仕切ったりしていたらあっという間に一年経とうとしていたのは確かだ。
 誰一人いない寺子屋の教室で寝転がった私は、十数年の寺子屋の光景を思い浮かべながら、そんなことを考えていた。
「ごめんなさい、ちょっと遅れて……」
「あ、女将さん」
 そこへ、慌てた様子で教室に女将さんことミスティアが入ってきた。
屋台でよく見る割烹着の代わりに、薄桃色の梅の花びらが舞い落ちる柄の洒落た着物を着ていた。
「女将さんも可愛い格好するんだな」
「えっ」
「可愛いな、って言ったんだけど、もしかして聞こえてなかった?」
私の言葉を聞いたせいか、ボンッと女将さんの顔が真っ赤になった。
やっぱ可愛い。

 慧音の葬式の準備を手伝って貰ったり遺品の整理を手伝って貰ったりしているから、何かお礼がしたいと女将さんに言ったら、
『デートしてくれませんか?』
という返事が返ってきた。
 そんなわけで今日は女将さんとのデートだ。
 妙に女将さんがそわそわして落ち着かない様子だが一体どうしたんだろうか?
試しに聞いてみるか。
「どした、女将さん?」
「あ、あのですね……手、繋ぎませんか?」
まさか女将さんが、頬を朱にして私におねだりするとは思わなかった私は、何と返せばいいかわからなくなった。
「……だめ?」
「女将さんがいいなら、いいけどさ」
私は手を差し出した。
女将さんは私の手をとると、こんなおねだりもしてきた。
「それともう一つ、お願いがあります」
「ん?」
「女将、じゃなくて、ミスティア…って呼んで下さい」
 女将さ……じゃない、ミスティアの赤い顔を見て断れるわけなかった。

 さて、どこに行こうか。
博麗神社と魔法の森周辺はここ数十年常に弾幕の撃ち合いが絶えない危険な場所になっていたので、そこは避けるとしよう。
せっかくのデートが台無しにするわけにはいかない。
「あの、妹紅さん……そんなに怖い顔しないで下さい」
「今の私ってそんな顔してたのか?」
「はい」
 早速台無しにしてどうするんだよ私ッ。
あーもうっ、私のバカ!!
「ごめんよ、ミスティア……」
「大丈夫ですよ。……それで、何かあったんですか?」
「どこに行こうかなーって考えてたんだ」
 ミスティアも狂ったあの巫女のことを知ってはいるだろうけど、今はその話をしたくなかったから、誤魔化した。
人妖の区別なく暴力を振るい、場合によっては殺しさえするあんなのの話をしたらそれこそ興醒めだ。
 と、ミスティアが心配そうに私を見ていた。
また怖い顔していたのか、私。
もう、このことは忘れよう。
「人里を案内するよ、いい店があるんだ」
 今はミスティアを楽しませることに集中するんだ。



「今日はありがとうございました、楽しかったです」
「ミスティアが喜んでくれて何よりだ」
 デートは無事成功、ミスティアの意外な一面が見れたし、私としても満足に終わって本当に良かったと思う。
 ……そう、ここまではよかった。
 私がミスティアに、送っていこうか?と提案すると、ミスティアがまた頬を朱に染めて、お願いします、と上目遣いで返事した。
それ反則だわ……とたじろいでいまうが、エスコートする私がこんなんじゃダメだろう。
気を引き締めなければ……、
「手足削ぎ落としてダルマにしてやるよ!!」
「黙れ……このイヌ公が!」
と思った途端、白狼天狗の犬走椛が周囲に陰陽玉数個を侍らせながら霧雨魔理沙を蹴り飛ばして私の視界に入ってきた。
 一歩進み、ミスティアの前に立った。
エスコート中というのもあるが、今や霊夢の眷族に成り下がった白狼天狗の攻撃がミスティアを襲う、なんてことは避けたい。
 蹴り飛ばされた魔理沙だが、右腕の義手が既に斬り落とされていた。
百年弱に渡る霊夢との戦いで様々なものを失った魔理沙は、苦しそうな表情を浮かべながらも白狼天狗を睨み付ける。
 一方で白狼天狗は自身より丈のある刀剣の切先を魔理沙に向けた。
霊夢の影響を受けて狂犬と化したコイツを止めるか……。
「ミスティア、離れてて」
「は、はい」
 ミスティアが距離を取ったのを確認してから、炎の翼を広げた。
白狼天狗が私の方を向いたので挑発してやることにした。
「ミスティアには指一本触れさせないからな、ワンコロ」
「話が違うじゃん、そこの火の鳥は歴史喰らいの愛人じゃないの?」
「そんなことはどうでもいいだろ」
 白狼天狗が手をかざすと同時に陰陽玉が襲いかかってきた。
同時に白狼天狗本体も長い得物を振りかざして突っ込んでくる。
 魔理沙がミニ八卦炉を構えたので、真上に飛んで陰陽玉を誘導し、闇雲に突っ込んできた白狼天狗を魔理沙に迎撃してもらいつつ陰陽玉を撃ち落とす。
ふぎゃあ、と情けない声を出した白狼天狗は魔理沙の十八番・マスタースパークの直撃を受けてどこか彼方へ吹き飛ばされた。
 あとは任せろと魔理沙が白狼天狗追撃のために駆け出した。
「もう大丈夫だろう」
「ほ……」
 私の言葉を聞いたミスティアが胸をなでおろす。
と言っても私は大したことなんかしちゃいないが。
「さ、帰ろうか」
「まだ危ないんじゃないの?」
「魔理沙が何とかしてくれるだろう、妖怪退治はアイツの専門だ」
「サンドバックにされてるけどね」
 ……ところで私は誰と話をしているんだろうか。
振り向いてみると、声の主と目が合った。
ミスティアが息を飲んだ。
 血まみれの巫女装束から死臭を漂わせ、薄気味悪い笑みを浮かべている巫女なんて他に居ない。
楽園の巫女・博麗霊夢ただ一人だ。
 霊夢がミスティアの方を向いて、こんなことを言いだした。
「それにしても、慧音が逝ったのをいいことに、悲しみの淵にいる妹紅を恋という川底に沈めようとする辺り『ローレライ』の名を語っているだけのことはあるようね」
「そんなことない!ただ妹紅さんのことが心配で……!!」
「どの口がそれを言うのよ、親切心だけでデートに誘ったなんて到底理解できないわ」
「……っ!」
 ミスティアは口をつぐんでしまった。
でも、そんなまさか……。
 更に私に近付いてくる霊夢から、鼻が曲がるような死臭と血生臭さが漂ってきた。
血で染め上げた紅白の装束に肉片がこびりついているのだからそんな臭いがして当然ではあるが。
「数十年来の願いを叶えてやろうじゃない、妹紅」
 霊夢は左腕を掲げながらこう続けた。
「いつだか賽銭箱に食糧が山のように入れてくれたときは助かったわ。久しく人間らしい食事が楽しませてくれたことに感謝してる……お返しにアンタの大好きな慧音先生のところに送ってあげる」
「言っとくけど、死にたくても死ねないタチなんだけどな」
「善意は素直に受け取りなさい」
 突然、霊夢が姿を消した。まるで神隠しのように。



 巫女が神隠しにあったかのように姿を消した次の瞬間には、妹紅さんの背中から巫女の左腕が出ていた。
妹紅さんの身体から巫女の左腕を引き抜かれる。
ぱら、と妹紅さんの傷口から灰がこぼれ落ちた。
――血じゃない?灰なの?
 妹紅さんのお腹の辺りに大きい穴が開き、そこから内臓などは見えず、ただ灰がこぼれる。
「傷が……治らない!?」
「だから逝かせてやるって言ってるんでしょうに」
 ぼろぼろと妹紅さんの身体が崩れていく。
巫女がそんな妹紅さんの首根っこをむんずと掴むと、私に向かってこう言った。
「そんなに妹紅のことが好きなら犯った方が早かったんじゃないの?まあ、もう遅いけどね」
 妹紅さんのお腹を穿ったときと同じように、巫女は姿を消した。妹紅さんも一緒に。

 寺子屋や妹紅さんの自宅、もしかしたら博麗神社と……思い当たる場所はほとんど探したのに、妹紅さんは見つからなかった。
行っていない場所は、あと一ヶ所だけ。
 上白沢慧音の墓。
ただ、そこにだけは行きたくなかった。
確かに巫女が言っていた通り、妹紅さんを私のものにしようとしていた。
死んでしまった半獣じゃなくて、私だけを見ていて欲しかった。
……でも、行くしかないのかな。
 もしかしたら妹紅さんがそこに居るかもしれない、私のことを待っているかもしれない。
自分にそう言い聞かせてから、上白沢慧音の墓を目指して飛び立った。

 結果から言うと手遅れだった。
上白沢慧音の墓に着いた私は信じたくない光景を目にした。
 墓石に、妹紅さんのブラウスともんぺ、それにリボンが引っかかっていて。
周りには灰がばらまかれていることから、これだけはわかる。
「妹紅さんが死んだ……」
 不意に目頭が熱くなった。
もう、妹紅さんの姿を見ることは叶わない。
綺麗な銀髪も、凛々しい背中も、はにかんだ笑顔も、もう見れない。
私の屋台で潰れるまで呑むこともなければ、美味しいと褒めてくれることもない。
 頬を生温い何かが伝った。

 泣くだけ泣いた私は、お線香とお花を持ってきてそこにお供えした。
寺子屋から探し出した妹紅さんの写真も一緒に置いて、その場を立ち去った。
……半獣に抜け駆けされただなんて、不謹慎なことは考えないようにしながら。


 屋台の暖簾をくぐったのは、永遠亭のお姫様のなんとか山輝夜だった。
「あ、いらっしゃい」
「あら、妹紅は居ないの。最近姿を見せないからアンタに浮気してると思ってたんだけど」
私に浮気、かぁ。
「そうだと良かったんですけどね」
「は?どういうことよソレ」
 怪訝そうな表情のお姫様にこう返した。

「寺子屋の先生にゾッコンだった、ということですよ。認めたくないけど」







\あとがき!/
ギャラクシーフォースばっか見ててSS書いてなかった影月です。
マスターメガトロンとマスターガルバトロンとフレイムコンボイとベクタープライムの玩具が欲しくなりました。
ジョージと若本が共演しているというだけで見ましたが(HELLSINGのとき同様)、すげぇ面白かった!
はい、どうでもいいですね。
おかみすちーとイカレた霊夢の話を書きたかっただけですハイ←

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