カゲツキくんは作り出した何かを全力で投下していきました。
二次創作系小説を書き散らかしつつ、個人的に興味深いホビー(TF系多し)について騒ぎ立てるブログだったのですが、最近では自分で何やってるのかよくわかってません。そんなカンジのブログです。
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東方冒険抄~SIDE-S~第一話
 ある日、東風谷早苗が目を覚ますと幻想郷はファンタジー風の世界になっていて、そして何故か勇者として魔王を倒さなければならない運命を背負ってしまった。
 ちなみに初期装備は普段通りの巫女服と八雲紫。
早苗「なんかイヤですよこの武器!?胡散臭い!!」
紫「えぇ!?」
紫が言うには、幻想郷を正常化するには管理者権限と能力を自分から奪った魔王を倒してリフォーマットしなければならず、しかも境界を操る能力まで奪われたらしい。
紫「でも武器に変身する程度の能力はあるわ」
早苗「とことん役立たずになってるじゃないですか!?」

 このファンタジー風幻想郷を支配するのは、魔王・博麗霊夢。
 元々高スペックな上に境界を操る能力を紫から奪ったため、その力は絶大なものとなった。
 紅魔館、白玉楼、永遠亭、地霊殿、守矢神社、命蓮寺といった名だたる勢力を配下とするほどのカリスマも兼ね備えた恐ろしい敵に、早苗は立ち向かうのであった!!










っていう電波を受信したので書いてみました(爆)


諸注意
※パラレルワールドです。
※キャラ崩壊が酷すぎます。
※主人公はあくまでも早苗です。
※百合要素アリ。
※設定崩壊も度が過ぎてます。
※紫→霊夢←早苗であることを理解して下さい。
※あと、ファンタジー(笑)です。

それでも読むお!という方、続きからドゾ。








 日はまた昇る。悪夢を見ていても、地獄絵図のような夜を過ごしていても、必ず朝は来る。



東方冒険抄~SIDE-S~



 ベッドで寝るのは久しぶりかもしれない。身体を起こして周囲を見回すと、壁は丸太で、家具類は木材で統一されています。
 まるでスタートしたてのド〇クエの勇者の部屋のように見えました。
「……見たことない天井と壁ですね」
意味もなく呟いたけど、一度言ってみたかったんです。

……
………
 いつまでも寝間着のままでは居られないので、顔を洗っていつもの巫女装束に着替えます。髪を梳かしながら改めて部屋を見回すと、部屋の隅に何かが立て掛けられているのを見えました。
 立て掛けられているそれは、勇者の剣を彷彿とさせる形状の長剣で、金と赤い宝石で装飾されていて。ただ、金と赤い宝石が装飾しているのは柄と鞘の一部分だけで、他は薄紫色一色という明らかにカラーリングをミスしているかのように見え、お世辞にも勇者の剣とは言えないです。
 この残念な剣を一体どうしろというのでしょう、まさかこれを使って世界を救えと?
「そんなわけないですよねー」
「あら、飲みこみが早いじゃない」
「………」
えっ。
 今私が聞いた声は何処から出て来たのだろうかまさか私の幻聴いや違う何が悲しくてあの胡散臭さに定評のある八雲紫の声を幻聴で聞かなければならないのだろうかしかしこの私は常識に囚われない巫女発想を四次元にシフトさせれば自ずと突破口は見えてくるはずそうだきっとそうだ私はやればできる子やってできないことはないって神奈子様が言ってた。
 私は剣を手にとってみました。ずっしりとした重さは、この剣が金属で出来ている証拠なんでしょう。檜の棒で出来た剣を使うとすれば坂〇さんチの銀〇さんくらいだ。

 それにしても、この色は一体どういう意図で採用されたのか理解できません。毒属性の剣だったりして。
「私の顔に何かついてるかしら」
「け、剣が喋った……!?」
「自己紹介が遅れたわね、私は八雲紫。わけあって勇者の剣に身を窶しているの」
「紫だから薄紫色の剣、って安直すぎますよ」
「じゃあ貴女は金色に輝く剣を使いたいのかしら?」
「……それはそれでつまらないですね」
「ね?」
何だか言いくるめれられた気がします。
 閑話休題、この状況は一体どういうことなんだろう。昨日の夜は10時くらいに、自室に敷いた布団の中で眠りについたはずなのに朝起きたらベッドで寝ていた、なんて話は誘拐でもされない限り起こり得ないのです。ただ、都合がいいのか悪いのか私の手には誘拐の常習犯が握られています。仮に実行犯ではないとしても、何かしらの事情は知っているはずです。……聞いてみる価値はあるでしょう。
「ところで、ここはどこですか?もっとも、守矢神社にこんな部屋ないんですけどね」
「そう、ここは貴女が知らない場所よ。そして知っていた場所でもあるわ」
「どういうことですか?」
「幻想郷そのものの境界をちょこちょこっと弄ったの」
「どこをどう見たらちょこちょこっとって言えるんですか!?この部屋明らかにドラ〇エじゃないですか!?」
「あら鋭い」
 この部屋のモチーフはドラ〇エだったかー!!ということはまさか幻想郷も……!?
 私の悪い予感は的中してしまいました。
「でね、幻想郷を住人ごとドラ○エ風にアレンジしたところまでは良かったのだけど、霊夢のドロワーズを持ち帰ったのがバレて、霊夢に改変した幻想郷の管理者権限と私の能力の八割を奪われてしまったの」
「それつまり自業自得じゃないですか。しかも不能にされてるし」
「役立たず、と言ってくれないかしら?私には元々ナニはないわ」
「役立たずっていうの認めていいんですか!?」
「霊夢になら骨抜きにされても構わないわ」

 その後も延々と説明してくれた紫の話が本当だとするならば、幻想郷は私の予想をはるかに超えた厄介なことになっています。
 元々は霊夢さんを主人公とした、ドラ○エ風の世界に幻想郷を改変した紫でした、しかし霊夢さんの強襲を受けて能力の大部分と改変された幻想郷を奪われた紫は、残された能力を最大限発揮して剣に姿を変えると、私の元へどうにかやってきたそうです。おまけに一部の住人を除いた、幻想郷のほぼ全住人の記憶や性格も改変していたとも言っています。
 ここまでやりたい放題やれば、流石に霊夢さんも紫から能力を奪いたくなるのもわかります。
「でね、一つお願いがあるの」
「嫌ですよ」
「即答!?」
「どう考えても貴女のせいじゃないですか、貴女自身で何とかして下さいよ」
 はぁ、とため息をこぼすと、紫はわざとらしくこう言いました。
「本来、東風谷早苗がなるべき魔王のポジションには主人公であるべき博麗霊夢が居るだなんて……主よ、今の私には堪え難い試練ですわ……」
「はぁ!?」
「現代っ子の貴女がRPGを知らないとは言わせませんわ。しかもこんなにもわかりやすいファンタジーRPGストーリーなのに、勇者も勇者の剣もあるのに魔王が居なければ意味がありません」
 ということはだ。
 目の前の胡散臭い元妖怪現武器は私を魔王に仕立て上げて霊夢さんにボコボコにさせる算段だったわけです。ですが、霊夢さんは何故か私に代わって魔王になった、という事実をたった今理解しました。
 こんな不幸せな理解要らねぇ。
「なんで霊夢さんが魔王に!?」
「私が聞きたいです」
 剣の状態の紫が独りでに私の手から飛び出すと、ぽん!と気の抜ける音と共に元の人型に戻ってしまいました。
「霊夢さんはむしろ魔王に拉致監禁された姫をやるべきですよ!」
「それは私のポジションだったけど、残念ながら誰がそのポストに収まったかはわからないわ」
「それはない!!自分の年を考えましょうよ!!」
「デーモン小暮閣下方式で年齢がリセットされてるから大丈夫よ。今は2の14乗回目の17歳だから貴女と同い年」
「それだと最低でも28万年生きてる計算になるんですけど」
「100万回死んだ猫みたいなものよ。100万と1回目に霊夢と結ばれて死ぬわ」
「関係ないじゃないですか。あと霊夢さんは渡しません」
「渡さないも何も……あの娘の純潔は私が喰ったわ」
「嘘だ!!」
「可愛かったわ……最後の最後で従順になった霊夢も良かったわね……」
 もうやだ。この勇者の剣いやすぎる。
 勝手にうっとりしているむっつり妖怪を無視した私は大幣を手に取り、部屋のドアを押し開いて外に出ました。

「これが……幻想郷!?」
 外に出てまず最初に見たのは、よくあるRPGのコマーシャル映像で見る広大な草原でした。幻想郷にこんな草原なかったのに……。
 更にその向こうには、赤い霧に包まれた紅魔館、活気あふれる人里、瘴気漂う魔法の森、幽霊が跳ね回る白玉楼、迷いの竹林や命蓮寺などなどがありました。そしてそれらの中心に、博麗神社を天守閣とする仰々しい城がそびえています。
……今なんて言ったの早苗。博麗神社が天守閣の城?そんな馬鹿な話があるわけ……。
 頬をつねると痛かった。夢だと思って頬を一発殴ったらすごく痛かった。目を凝らしてよく見たら仰々しいあの城の天守閣はまごうことなき博麗神社の外観を持っていたのでした。
「どこまでセンス悪いんですかこの世界はーっ!?」
 思わず叫びましたが、空しく響いただけ。返事もやまびこも返ってきません。
 呆れて二の句も継げなくなった私は、溜め息を吐くとその場に座り込んでしまいました。
 やっと馴染んできた新しい土地が、こんな馬鹿馬鹿しい状態に成り下がってしまったんですから。
 というか、これからどうしましょう。とりあえず神奈子様と諏訪子様と合流しなきゃ……。
 その時でした。 空間に亀裂が走り、裂け目が広がって、所謂『スキマ』が形成されて。
「貴様から八雲のニオイがするな……」
そこから、今一番会いたくて会いたくなかった人が出てきて。
「私の名は博麗霊夢。幻想郷をこの力で以て統べる魔王也」
白いマントに身を包んでいる霊夢さんの眼は、ゴミか何かを見るかのように私をじっと見ていて。
「八雲を匿うなら止めた方がいい。貴様では私を倒せまい」
両端に五角柱を取りつけた鈍器のようなロッドを取り出した霊夢さん。あぁ、これ多分大幣破壊されるなぁ。
 私は悟りました。自分の行く末を。
 霊夢さんの取り出したロッドが振り下ろされ、私は咄嗟に大幣でそれを防ぎましたが、みしっと不吉な音が大幣から聞こえました。まさかこんな大質量の鈍器と鍔迫り合いすることになるとは……。
 軋む大幣を放棄して、距離を取るために後退しますが、霊夢さんの得物はリーチが長いために二、三歩後退したくらいでは攻撃が届かなくなるという事態には陥らず、おかげで私は頬や腕を掠める鈍器に戦々恐々しながらズルズルと追い詰められていきました。
 空を飛ぼうかとも思いましたが、身体が浮く気配がありません。ただ、霊夢さんも空を飛んで攻撃してこないことを考えると、改変されたこの幻想郷で空を飛べるのはほんの一部だけなのかも。ただ、私も霊夢さんも飛べないかもしれないという仮説が出来上がっただけで状況は全く良い方向に向かいません。防戦一方のままです。せめて武器があれば……。
「あら勇者様、お呼びかしら?」
 背後から紫の声が聞こえると、私に肉薄していた霊夢さんが攻撃の手を止めました。ニヤァ、と悪者の笑みを浮かべた霊夢さんがこう言います。
「八雲、出てくるのが遅いではないか?危うく勇者様が死ぬところだったぞ」
「そう簡単にはやられませんわ」
 変身、と呟いた紫はまたしてもポン!と情けない音を立てて勇者の剣に姿を変えました。
 剣に変身した紫を見た霊夢さんが一瞬だけ驚きの色を見せましたが、すぐに元の悪者じみた笑みを浮かべます。
「ほう、まだそれだけの力が残っていたのか……なかなかやるじゃないの、八雲」
「早苗、私を使って頂戴。死にたくなかったら」
 剣の姿であるにもかかわらず、紫が独りでに飛んできました。咄嗟に紫をキャッチした私は剣を鞘から抜き、改めて霊夢さんと対峙しました。
 思わず霊夢さんに剣先を向けてしまったことに今更になって気付きましたが、このままやられるわけにもいかないので仕方ない……。うぅ、霊夢さんと縁側でゆっくりとお茶を飲んでいたあの幻想郷に帰りたい……。
「面白い、相手をしてやるぞ。八雲と、勇者様よ」
「早苗です!東風谷、早苗です!」
「では早苗、改めて手合わせ願おうか」
 霊夢さんがスキマに身を投じると、次の瞬間には私の頭上に出現して踵を振り降ろしましたが、それを紙一重で避けた私は突きで反撃を試みます。
 しかし、霊夢さんは軽やかに突きを受け流すと、ロッドで剣を薙払ってきました。結果、剣を弾かれて私はまた丸腰に。
「これで終わりだ」
霊夢さんが万策尽きた私にロッドを振り下ろそうとしたその時です。
「ブレイジングスター!!」
 スペルカード宣言と共に、七色の光を纏った魔理沙さんが私にトドメをさそうとした霊夢さんに突撃してきたのです。
 しかし、あろうことか霊夢さんはマントで魔理沙の突撃を受け止めてしまいました!
 苦虫を噛み潰したような表情を浮かべている霊夢さんは、ロッドで力任せに魔理沙さんを殴りつけて怯ませると、一瞬で形成したスキマに飛び込んでそのまま撤退していきました。
「思わぬ邪魔が入ったな……まあいい。また会おう、早苗」
 霊夢さんが去った今、ここにいるのは呆然としていた私と、悔しそうに地面を殴る魔理沙さん、そして弾き飛ばされたままの剣状態の紫だけでした。



 魔理沙さんが落ち着くのを見計らって彼女が何を知っているのかを聞き出してみたのですが、魔理沙さんの方も面倒なことになった模様でした。
 朝起きると、見たこともない兵隊を魔法の森を練り歩き、人が変わったかのような態度で友人たちが接してきて、そして魔王を自称した霊夢さんが幻想郷を独裁しているという理解しがたい状況に目を疑ったとか。……とりあえず、改変前の幻想郷の記憶を持っているのは確かなようです。
 私も魔理沙さんに知る限りのことを全部話すと、呆れたように溜め息を吐きました。無理もないはず、だってこの異変の原因は今まさに草原で呑気にゴロ寝している妖怪のワガママなんですから。
 少し間をおいてから、魔理沙さんが私にこんな提案をしてくれました。
「なあ早苗、アイツの話がホントだとしたらさ、霊夢を倒さなきゃ元の幻想郷には戻らないんだろ?でも、あたしだけじゃアイツを足せる自信はない。だから、一緒に戦ってくれないか?」
 私の返事はもちろん、イエス。諸悪の根源を私一人で抱えるのも厳しいですし。

 こうして、魔理沙さんと合流した私は、幻想郷を元通りにするために冒険の旅に出ることになりました。前途はあまりにも多難ですが、早苗頑張ります!




とぅー びぃー こんちにゅー



~あとがき~
 実は書き方を変えてみたんだよね(笑)
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