カゲツキくんは作り出した何かを全力で投下していきました。
二次創作系小説を書き散らかしつつ、個人的に興味深いホビー(TF系多し)について騒ぎ立てるブログだったのですが、最近では自分で何やってるのかよくわかってません。そんなカンジのブログです。
ビフォー・ほむらーど・グラス and Our's home
螺茶会前日に何してんの自分

はいそんなわけで完結したはずのほむらーど・グラスでまたSS書いちゃいましたよー!!あたしってほんとバカwww


↓主にこれのせい↓


杏さやデュエットが公式とか殺す気ですか


注意
※シリーズに組み込まれてる時点で嫌な予感を感じているかもしれませんが、このループでのほむらさんは頭がおかしいです。外道です。策略家です。
※十万七千二百四十八回目のループにおけるオクタヴィア戦の途中からスタートします。
※圧倒的BADENDで何十番煎じ臭がします。

 それでもいいZE☆って方はGO!!





「美しい過去、眩しい過去、戻りたい過去――過去ばかりを見つめ現実や未来に背をむけた美樹さやかを、本気で救おうとしているというのなら」
 右手を伸ばし、コンサートを邪魔したほむらを握り潰そうとしたオクタヴィアだったが、何の前触れもなく右前腕が爆発を起こして千切れて落下してしまった。
 コンサートホールに火薬の臭いが漂い、満身創痍の杏子はかつてのオクタヴィアの名を叫んだ。
「さやかっ!?」
「地獄で救ってやりなさい」
 右前腕を爆破されて悶えるオクタヴィアに、ほむらは指を鳴らして新しい爆弾をセットした。
「貴女は尊敬に値するわ。だから貴女の心中の手伝いをしてあげる。最大限の敬意を払ってね」
「これ以上、さやかを傷つけるんじゃねぇ……!!」
 44口径のマグナム弾が込められたリボルバーを取り出したほむらは撃鉄を下ろすと、オクタヴィアが起爆されてしまうのを阻止するべく立ち上がろうとした杏子の両脚を撃ち抜いた。呻き声を上げてその場に倒れる杏子を見下すと、ほむらはもう一度指を鳴らした。
 今度は左手の剣でほむらを斬り捨てようとしたオクタヴィアだが、またしても腕を爆破されてしまった。
 左手首を失ったオクタヴィアの唸り声がコンサートホールに響いた。
「……さて、と。あとは若い二人同士で仲良く過ごせばいいと思うわ。頑張って」
 杏子に睨まれながら、ほむらは指を三回打ち鳴らした。
 ぱちん。コンサートホールの座席があからさまな外見の時限爆弾で占拠された。
 ぱちん。何の前触れもなくオクタヴィアの甲冑が爆風に飲み込まれて砕け散った。
 ぱちん。粉砕されたオクタヴィアの甲冑からゲル状の何かが吐き出されると同時に、ほむらが姿を消した。
 吐き出されたそれは辛うじて人魚らしいシルエットを持っており、尾びれと思わしきパーツを動かして杏子に近寄った。
「ハハ……これじゃあ、真っ二つにしてもソウルジェム出てこねぇかもな」
 乾いた笑みを無理矢理作り上げた杏子の頬を、ぬるりと撫でた。ぴくりと反応した杏子に、オクタヴィアの中身がそっと抱きついた。べたつく身体で抱きつかれた杏子は瞬く間に汚れてしまったが、むしろ杏子は嬉しそうに涙を流した。
「さやか……」
 涙を吸い込んでしまうオクタヴィアの中身を、さやかを抱き返そうと腕を動かした杏子だったが、背中に腕を回す前にくたりと力が抜けてしまった。さやかの胸に杏子が顔をうずめると、さやかの中へずぶずぶと沈んだ。海の底へと沈んでいくように、目を閉じながら杏子は呟いた。
「あたしたち……もう、独りぼっち……じゃあ、ない よ。な?」
 目玉を零しながら、さやかはこくりと頷いた。
 三、
 ニ、
「なら、だいじょ――」
 理不尽な光と音とエネルギーが、杏子の最期の言葉を掻き消した。



――何泣いてんのよ
 青い人魚が、泣きじゃくる赤い騎士の背中を豪快に叩いた。
――さやかを、助けられなかった
 痛いとも何とも言わずに騎士は答える。
――ちょっと不細工だけどさ、これはこれで悪くないし
 人魚は続ける。
――それにさ、あたしたちは独りぼっちじゃあないんでしょ?なら、もうそんなことなんて関係ないよ
 子供のように泣く騎士の涙を拭いながらそう言った人魚は満足そうな表情を見せた。
――ごめんな、さやか。家族もダチ公も居るのに
――ああもう、うじうじしない!確かに帰れなくなったけど、それだったら
――は?
 間の抜けた顔を見せた騎士に、人魚が抱きついた。
――帰る場所、ここにすればいいじゃない



 工事現場に留まり、結界の消滅を待ち構えていたほむらが溜め息を吐いた。バックラーに手を触れながら、ほむらは呆れたように呟いた。
「今回もダメだったのね。ま、いつものことだから気にしないけど」
 バックラーを動作させると、ほむらの姿は消え失せてしまった。後に残ったのは慎ましく盛られた砂の小山だけ。
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