カゲツキくんは作り出した何かを全力で投下していきました。
二次創作系小説を書き散らかしつつ、個人的に興味深いホビー(TF系多し)について騒ぎ立てるブログだったのですが、最近では自分で何やってるのかよくわかってません。そんなカンジのブログです。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
小ネタ☆マギカ
いつの間にか4000アクセス迎えてましたけど金欠なので何か特別な玩具をレビューとかはできないというこのどうしようもないカンジ



そんなわけで懲りずにまどマギSS書いてました。次はハロウィン書こうかな


あ、いつものように頭の悪い話だから気を付けてね!





原稿少女まどか☆マギカ
元ネタになった発言→@hutu_no_inu ほむらちゃんが飛んだ先の時間軸でまどかが売れっ子同人作家で原稿とか売り子の手伝いを強制的にさせられてるウチにワル夜が来て、ちょうどその日がイベント日だったため本気になったまどかによって瞬殺されてしまう漫画はどこで読めますか



 いつものように、そう。いつも通りに鹿目家に監視カメラと盗聴器を仕掛けに行った。
 坊主も筆を誤るし、木登りが得意な猿も転落する。確かに私が設置に失敗する可能性はあった。
 油断していた私も私だが、何なのこの状況。
「ねぇほむらちゃん、私ね。今締め切りの夜っていう超弩級の敵に立ち向かうために原稿描いてるんだ。それなのに何をしていたのかなぁほむらちゃんは?」
 デザインナイフを私の喉元に突きつけながらまどかは言う。
「心臓止めちゃうよ?」
 まどかのことが恐いと思ったのは、これが初めて。



 今回のまどかは売れっ子同人作家(あくまでもまどかがそう言っているだけで、私にはよくわからない)らしく、締め切りが迫っていて気が立っているそうで。
 私は不法侵入と監視カメラおよび盗聴器の設置を実行したことをまどかに許してもらう代わりに、まどかの言うことを何でも聞かなければならなくなった。

 ただ、何も悪いことばかりではなかった。
 早速勧誘しにきたインキュベーターの甘言に対し、
「契約してる暇はないの!」
とまどかが一蹴したのだ。
 それでもインキュベーターは粘ってきたのだけれど、まどかは全く耳を貸そうとしなかった。
 ひとまずは安心したけど、ここからが大変だった。
 深夜に突然呼び出したかと思えば、ドリンク剤を買いに行ってとか夜食を作ってとかトーンを切り貼りしてとかスキャンしてデータ化した原稿の吹き出しにセリフを打ち込んでとか……毎晩のように呼び出されそれらを繰り返した。
 締め切りに近付くにつれて私に対するまどかの扱いが一層ひどくなっていき、締め切りまで残り三日を切った夜は思わず泣いてしまった。辛いというか心が折れかけたというか。

 何とか締め切りの直前に印刷所なる場所に原稿データを送信した頃には、私のソウルジェムはかなりの量の穢れを溜めていた。
 グリーフシードは前回までの分の備蓄がある。それを使うことさえ忘れるほどに多忙だった。
 昼は女子中学生として、夜は漫画家(まどかの描いていたものは女の子同士がまぐわう内容の漫画だったから、これでも間違いではないはず)のアシスタントとして過ごすことがこんなにも過酷だとは……。はっきり言って魔法少女より大変だわ、慣れの問題があるにしても。

 グリーフシードに穢れを吸わせていると、まどかがキーボードを叩きながら私に言った。
「ほむらちゃん、ありがとう。おかげでいつもの倍のページ数描けたよ。ごめんね……今まで一人だったから、はしゃいじゃっていっぱい描いちゃった」
 半分とはいえ、これだけの作業をいつも一人でこなしていたというの?想像するだけで目眩がするわ。
 一瞬だけふらついた私にまどかは向き直った。
「手先が器用だし、気配り出来るし、何よりこんな美人なほむらちゃんに手伝ってもらえて、嬉しかった」
「礼には及ばないわ」
 貴女に脅されて手伝ったわけだし。まあ、褒められるのも悪くはないわね。
 穢れを吸い切ったグリーフシードを仕舞うと、まどかが声のトーンを落として何かを話し始める。
「……私ね、誰かの役に立てる人になりたかったんだ。元々絵を描くのは好きなんだけど、こうして絵とか漫画とかを描いて、それを見てくれた人が喜んでくれるなら、私も誰かの役に立ててるんじゃないかなって」
 一息ついてからまどかは続けた。
「だから原稿を落としたくない。私の努力が足りなくて、喜ばせることが出来たはずの人を喜ばせられなくなるなんて、そんなの……イヤだから。ごめんね、ほむらちゃん。私のわがままに付き合わせちゃって」
 ……いつもいつも、貴女はそう。誰かの役に立とうとする。それにばかり固執して、自分のことを省みようとしない。底抜けに優しい貴女は、いつだって誰かのことばかり考える。
 どうしようもなく愚かだけど、それでも私は貴女のことを……。
「あ、そういえばペーパーの方の漫画描いてないや。ほむらちゃん、モデルになってくれるかな?」
 ……本当にどうしようもなく愚かね。



 やれ脱げだのやれこれ着ろだの、挙げ句説明に困るようなポーズを取れなどといったまどかのセクハラ同然の指示を受けて大人しくモデルになった私は、もうじき現れるだろう災厄――ワルプルギスの夜が気がかりだった。
 本来ならまどかの部屋で下着を身に着けず男物のワイシャツだけ着た格好でいかがわしいポーズを取っている場合ではない。武器を集め敷設し対策を講じて立ち向かうべきなのに……それなのに。
「いいねぇほむらちゃん、最高だよぉ~」
 いつになったら解放されるのだろうか。鼻の下を伸ばしてないで早くペーパーなるものを仕上げて欲しい。……私だって恥ずかしいんだから。



 空を覆う黒い雲、荒れ狂う暴風、道路をひたすら叩く雨粒、かつて希望を胸に戦ってきた少女たちのシルエット、そしてその中心には耳障りな笑い声をばら撒くただただ回り続ける愚者。
 とうとう奴が来た。ワルプルギスの夜。
 限りなく貧弱な装備だけど、やるしかない。
 魔法少女になることなく、願いを叶えたまどかのためにも、私は戦う以外の選択肢を放棄した。
「今度こそ決着を着けてやる!!」
 いざ変身しようとソウルジェムを手にしたその時だった。
 背後から凄まじい殺気を感じた――それも、今まで感じたことのないほど濃く大きく、包み隠そうともしないあからさまな殺意。
 悪寒がした。振り向いて殺気を放つ者が誰なのかをはっきりさせるべきなのはわかるけれど、身体が動かない。
「今日さ、同人誌即売会の開催日なんだ。都内でやるんだけど、ずっと楽しみにしてたんだ。それが台風で行けなくなったんだよ?悔しいよ、辛いよ、悲しいよ。でも、天災なら仕方ないよね……そう思って諦めてたのに」
 何で貴女がここに居るの、と言ったつもりだったのに、唇が動かない。声帯も肺も動く気配がない。
「これ、天災じゃないよね。台風でも何でもない、ただの化物だよね……!!」
 これまで出会ってきた中で最も恐ろしいあの子が私のそばに近寄ってきた。
 小さな手を肩に乗せて、こんなことを耳打ちする。
「ほむらちゃん、それ貸して。私は行かなきゃいけないから。私の描いた本を待ってる人たちが居るから。私が誰かの役に立てることを実感できる場所に、行かなきゃ」
「そ、それはできな……」
「いいから貸して」
 まどかは私の手からソウルジェムを毟り取ると、
「魔法少女とか魔女とかそんなの私の知ったことじゃないよ。宇宙の滅亡がどうとか、そんなこと言われても私には難しすぎるし、私に出来ることなんて絵を描くことだけだもん。それが出来なくなったら、私にはなんにも残らない。ただのドジな中学生になっちゃう……そんなの、イヤだから」
ソウルジェムを左手で持ち、その手を腰のそばに、右手は左斜め上に。まるで変身ヒーローのようなポーズを取るまどかの声が、怒りに満ちていた。
「消えてくれるかな?……変身!!」
 まどかの制服が光に包まれ、一瞬にして魔法少女に変身した。ただ、彼女が今身にしているのは本来、私が変身した際に纏う衣装であって、彼女のものではない。弓矢もなければ剣も槍もない、ほぼ丸腰の魔法少女に変身したところで、勝算は無い。もしも、私のソウルジェムでまどか本来の魔法少女としての姿に変身できたなら、ワルプルギスの夜を容易に倒せたことだろう。その後の問題は何とでもなる。
 黒と白と紫の、地味めな私の衣装を見てはしゃいでいるまどか。ソウルジェムを取り返して時間を巻き戻すべきか、と考えたがそれは無理な話ね。最弱クラスとはいえある程度身体能力に補正がかかる魔法少女に変身したまどかに、生身の私が敵うとは思えない。……打開策が何も見つからない。一体どうすればいいのか。
「もう、大丈夫だよほむらちゃん。そんな辛そうな顔しないで。アレ倒したら、東京に行こう?それでね、一緒に売り子して、色んな人といっぱいお話して、打ち上げしよう?絶対楽しいよ……って、これ死亡フラグみたいだね」
 あはは、と笑うまどかの目は全く笑ってない。私を安心させるために怒りを隠しているのがバレバレよ、まどか。
「それじゃあ、行ってくるね」

 私は理解し難いものを目にした。
 漆黒の翼――迸るような形状のそれは翼というには相応しくないけれど、翼としておく――を広げ、バックラーから魔力で形成したクリアーパープルのブレードを伸ばした魔法少女がそこに居た。翼といいブレードといい、私かが持っているはずのない武器をどうしてこの子は手にしているのだろう。
 地面を蹴って飛び立ち、一気に上空まで上昇したまどかはワルプルギスの夜に肉薄すると、ブレードを顔面に突き刺した。
 ブレードを突き刺したまま、まどかは上昇を続ける。そしてブレードがワルプルギスの夜の本体である歯車に到達すると、ブレードを引き抜いて、
「せいやぁぁぁぁぁぁー!!」
ダメ押しの一振りを巨大な歯車に叩き込んだ。
 途端、雲も暴風も雨も使い魔も笑い声も、そして私たちを苦しめてきたアイツも、消えてなくなった。
 呆気ない幕引きに私は驚きを隠せなかった。あれほど負け続けたのに、私の力で倒してしまったのだから。豪雨のように大量に降ってきたグリーフシードが紛れもないその証拠だった。
 自由落下するグリーフシードを手当たり次第にバックラーで吸い込んでからまどかは地面に降り立った。私のバックラーにそんな機能まであったのね、と感心していると、屈託のない笑顔を見せてこう言う。
「ほむらちゃん、ただいま!」
「え、えっと……お、おかえりなさい」
 うんうん、と満足げに頷くまどか。彼女から吹き出していた殺気や怒りは完全に消え去っていた。
 ワルプルギスの夜は消滅し、まどかは魔法少女になっておらず、見滝原の被害は最小限に抑えられた。どこまでも最高のハッピーエンドであるはずなのに、素直に喜べない私が居た。喜べないというか、複雑な心境というか。
 そんな私の手をとって、まどかがとんでもないことを言いだした。
「可愛くて綺麗で手先も器用で美味しい夜食作ってくれてその上私のワガママを何でも聞いてくれる、ほむらちゃんは私の最高の相方だよ!」
「あ、相方?」
「これからもずっと一緒に薄い本描こうね!」
 まどかは有無を言わさずに私を抱き上げる――いわゆるお姫様だっこと呼ばれるそれで――と、翼を羽ばたかせた。
「まず、即売会に行こっか。電車は……さっきまでの天気じゃ使えないだろうから、このまま空飛んでいくね。あ、魔力の心配はしなくていいよ。グリーフシードだっけ?さっきのでたくさん集めたから大丈夫だよ」
 私の返事を待たずにふわりと浮かび上がったまどかは元気いっぱいにこう一言。
「さあ、荷物取って会場に行くよー!」

 今日この瞬間から、ワルプルギスの夜との戦いは締め切りの夜との戦いへと姿を変え、私はそこに身を投じることとなったのは言うまでもなかった。



おわれ





普通少女かなめ☆まどか
元ネタになった発言→@hutu_no_inu 普通少女かなめ☆まどか #作品のタイトルを否定形にすると切なくなる



「ほむらちゃんほむらちゃん」
「どうしたの」
「やっぱり日常系のゆるゆるアニメみたいなこと、したいよね?」
「……まあ、したくないと言えば、嘘になるわね」
「そんなわけでこんなのを企画してみました!」

 私、鹿目まどかはどこにでもいる普通の女子中学生。そんな私を取り巻く、普通なんだけどどこかおかしい愉快な友達が織りなすゆるゆるJCライフ。
 それが『普通少女かなめ☆まどか』!
 大親友のさやかちゃんは、天災……じゃないや天才ヴァイオリニストの恭介くんに想いを寄せるただの恋する乙女。人魚姫みたいに消えたりしないよ!
 マミさんはスーパーで偶然出会ってお菓子の話で盛り上がって仲良くなった、ただの先輩兼お茶飲み友達。ティロもフィナーレも、ないんだよ?
 杏子ちゃんは某所にある教会のアウトローな牧師さんで、怪我した恭介君のためにお祈りしにきたさやかちゃんと喧嘩するんだけど、なんだかんだで仲良くなっちゃう。
 それで、ほむらちゃんは文武両道容姿端麗なクール美人の、ただの転校生。
 一クール目第一話はほむらちゃんが転入してくるところから始まるの。

「質問があるわ」
「?」
「魔法少女になる前の私はどうするの?」
「それには及ばないよ!」
「それ、私の台詞……」

 二クール目第一話、つまり通算十三話で魔法少女になる前の眼鏡をかけたほむらちゃん――メガほむちゃん、って呼ぶね――が転入してくるんだけど。
 ほむらちゃんとメガほむちゃんで私の奪い合いを始めちゃうんだ。

「どこが日常系!?」
「えー、日常だよー」

 それでね。
 私とさやかちゃんとほむらちゃんが活躍する日常パートとマミさんが毎回いろんなゲストを呼んで雑談する『もう何も恐くないマミの部屋』パートと杏子ちゃんが悩める人たちを説教と暴力で救っちゃう『牧師杏子の悩みなんてそんなのあたしが許さない』パートの三本立てで一話を構成するのが基本なんだ。
 オープニングテーマは私、さやかちゃん、ほむらちゃん、マミさん、杏子ちゃんの五人で歌う『コネクト』がいいな!エンディングテーマは私が歌う『また あした』でいいよね。

「確かにゆるゆるね……頭が痛いわ」
「大丈夫、ほむらちゃん?」
「ちょっと休ませてもらうわね……」



「あーあ、一番説得しやすそうなほむらちゃんに逃げられちゃった」
「逃がしたというよりダウンさせたんだろう?」
「黙っててよ」
「ところで、ボクはどういう扱いなんだい?その、普通少女かなめ☆まどかでは」
「マミさんのペット。『きゅっぷい』以外の台詞は無いよ?」
「そんなの絶対おかしいよ」
「それ私の台詞だよ」



おわれ
スポンサーサイト
コメント
コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック
copyright © 2017 カゲツキくんは作り出した何かを全力で投下していきました。 all rights reserved.
Powered by FC2ブログ.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。