カゲツキくんは作り出した何かを全力で投下していきました。
二次創作系小説を書き散らかしつつ、個人的に興味深いホビー(TF系多し)について騒ぎ立てるブログだったのですが、最近では自分で何やってるのかよくわかってません。そんなカンジのブログです。
シモと呪いと生きる意味
影月はよい子のみんなが楽しめるような作品を書くことを心がけています。
影月はよい子のみんなが楽しめるような作品を書くことを心がけています。
大事なことなので二回言いました。
あとタカズタカさんすんませんしたなんなりとセイヤー!!してくださいまし




CAUTION!!
※魔法少女まどか☆マギカの世界に仮面ライダーオーズの設定の一部を放り込んだ、いわゆる『ハイパーリンク』作品です。
※そうでなくてもいつも通りのキャラブレイクや設定崩壊は健在です。
※わずかながら嘔吐シーンがあります。
※ほむらちゃんが本格的に人間辞めてます。
※下ネタ全開です。

以上のことを御理解いただいた上でお読みくださいませ。










 暁美ほむらの住む四畳半の狭苦しいアパートに、小さな客人が訪ねてきました。
 扉を開けると、そこに居たのは千歳ゆま。彼女もまた魔法少女の一人で、普段は佐倉杏子と行動を共にしているはずなのですが、どういうわけか今日は一人でした。
 会う度にガラス玉の右目を見て怯えるゆまを見下ろすほむらは普段通りの仏頂面で、何故ここに来たのかを尋ねました。
「あのね、キョーコとさやかがポッキーの端っこと端っこを齧り合ってて、なんだか居ちゃいけない気がして……」
「また調子に乗ってるのね……死んでも知らないわよ」
 ゆまの言葉から杏子とさやかがバカップルぶりを遺憾なく発揮していることを悟ったほむらは仏頂面にわずかな苛立ちを混ぜながら、とりあえずはゆまを部屋に上げることにしました。
 冷蔵庫の冷凍室からチューペット(注:ポリ容器にジュースを詰めた菓子。現在この名称の菓子は生産中止されており、ほむら宅に備蓄されているものは形状が似通った類似品)を凍らせたものを取り出しながら、ほむらは新たな質問をゆまにします。
「ところで、なんで私のところに来たのかしら。巴マミのところにでも行けばいいじゃない」
「マミのおうちには、おりこがいるから……」
「巴マミは節操がないわね、相変わらず。来る者を拒まず去る者を束縛するから孤独になるというのに」
 ほむらは卓袱台にチューペットを叩きつけて半分に折り、片割れをゆまに差し出します。右腕の肘から下の部分を失っているほむらはもう慣れた作業でしたが、荒々しい動作にゆまが驚くのも無理はありません。驚きながらも、ゆまはそれをハンカチごしに掴んで受け取りました。
 必要最低限以下の家財道具に、注射器や薬品の詰まった小瓶やその他諸々の薬剤と、アイスの棒や空き容器などが無造作に押し込まれたゴミ箱、そして何かの書類と思われる紙の束の山……生活感が全く感じられないアパートで、純粋無垢な幼女と戦地から満身創痍で帰還した兵士のような少女がチューペットをちゅうちゅう吸っているその光景は摩訶不思議としか言いようがありません。
 気まずくなってきたゆまは、何か話をしようとチューペットから口を離しました。
「えっと……」
「ほむらでいいわ」
「……ほむらは、寂しくないの?」
「どういうこと」
「マミのおうちにキョーコとさやかが行っても、いつも居ないよね。マミが誘ってるのに」
「杏子ならまだしも、巴マミと美樹さやかは話を聞かないからよ。その上現実を見ていないから面倒臭いことこの上ない」
「独りぼっちになっちゃうよ?」
「独りぼっちにはもう慣れたもの」
 チューペットの中身を吸い切り、空になったそれをゴミ箱に投げ入れるほむらはどこまでも淡々としていました。どこかに何か大切な物を忘れてきてしまったかのような、そんな印象を抱かせるような素振りのほむら。
 また会話が途絶えてしまい、縮こまってしまうゆまでしたが、ほむらは構うことなく立ち上がって玄関の扉を開けました。
「どうする、付いてくる?」
 元々何を考えているのかわかりにくい上に気紛れなほむらは、仏頂面を崩さないままゆまを誘いました。微動だにしない右目が、ゆまをじっと見つめています。



 疾走するパトカーの群れがサイレンを鳴らし、突如として現れた怪人を取り囲むようにして停車します。
 ミイラ男のようにも見える外観の怪人――ヤミーに向かってパトカーから降りた刑事や警官たちが一斉に銃撃を敢行しますが、支給品の拳銃では傷一つ付きません。未だ愚鈍な怪人は小口径の弾丸を浴びながらずんずんと前進していきます。目指すは豊満なバストを持った美人婦警。弾丸が底を尽き、恐怖に慄き竦み上がる婦警に、ヤミーの手が迫ります。
 ヤミーの手が乳房に届こうとしたその時でした。
「美国織莉子の、名においてぇ!お前を 刻んで、狩る!」
 どこからともなく現れた黒い衣装の魔法少女が、ヤミーの頭に飛び蹴りを浴びせたのです。鋭い飛び蹴りを受けたヤミーは案の定吹き飛ばされました。
 華麗に着地成功した魔法少女――呉キリカは、彼女の登場にどよめく刑事や警官たちに向かって叫びました。
「これはわたしと織莉子の、戦いだ!お前たちは下がるんだ!」
「失せろ」
 キリカが刑事や警官たちを遠ざけようとして出した言葉に割り込む形で、放射状という独特の形状の黒翼を広げたほむらが舞い降りてきました。残った左腕でゆまを抱きかかえたほむらはヤミーとキリカの間に立ちふさがり、黒翼を収縮させつつゆまを降ろすと、キリカに忠告しました。
「アレは私の獲物。呉キリカ、手を引きなさい」
「織莉子が、あいつを狩れって、狩らないといけないって言った、だから狩る!」
「相変わらず頭が弱そうな物言いね」
 キリカを説き伏せるには肉体言語が必要だと判断したほむら、ヒビから障気を吐き出すソウルジェムを掲げながら変身を開始します。
 黒みがかった紫の光に包まれ、それは瞬く間に魔法少女としての衣装に形を変えます。続いて喪失した右前腕に無数の金属――セルメダルが蠢くようにして浮かび上がると、赤と黒を基調とし怪物然とした外見の新たな右前腕を構築します。
 改めて広げた黒翼は、鳥類の持つそれと同様の形状をなし、右翼だけが極彩色に変化していました。
 華やかで煌びやかな魔法少女から大きくかけ離れた姿に変身したほむらを見たゆまは尻餅をつきました。恐怖と戦慄を覆うことなく顔に出すゆまに、ほむらは左目で一瞥します。仕上げに赤いリボンでおさげを結うと、ゆまに向かってこう言いました。
「そうよね、こんなにも醜い中途半端な化物が自分と同じ魔法少女だなんて、考えたくもないでしょう。でも事実よ」
 視線をキリカに戻し、睨み合いを始めるほむら。それに対抗するキリカは得物である鉤爪を展開して威嚇します。
 緊迫感と沈黙がこの場を制圧し、誰一人動こうとしません。そんな状況が十分ほど続き、それが唐突に終了を迎えました。いつの間にかキリカの背後に移動していたヤミーが、キリカの非凡なサイズの乳房を思い切り鷲掴みし揉みしだいたことによって。
「ななななにをする!?わたしのおっぱいは織莉子専用だ!!揉むな!!」
 顔を真っ赤にして抵抗しようとした隙だらけのキリカに、ほむらの怪物然の右腕から繰り出されたボディブローが叩き込まれました。
 強引に沈黙させたキリカに、ほむらは容赦なく回し蹴りを打ち込みます。
「人間なんてのは!まぐわって孕んで産んで増やし続けるだけの存在よ!揉まれているうちに快楽に溺れて雌に目覚めてしまうのが目に見えているわ!」
 なおもキリカの乳房の形を指で歪めるヤミーからキリカを引き剥がし、頭を掴んで舗装されたアスファルトの道路に叩きつけ、仕上げとして遠方に投げ飛ばしてしまいます。
 容易くキリカを退場させたほむらはまたしても婦警に襲いかかろうとするヤミーの頭の中に右手を突っ込み、セルメダルを数枚引きずり出しました。舌打ちしながらもセルメダルをとりこみ、今度はヤミーの首根っこを掴むとキリカの時と同じくしてどこかに投げ飛ばしてしまいました。
「帰るわよ、千歳ゆま」
 呆然とする警察を後目に、変身を解いたほむらは立ち去りました。



「暁美さん、どういうことか説明してもらえる?」
「その義務はない」
 ヤミーをわざと逃がしたほむらは未来予知の魔法でその行動を先読みした美国織莉子と巴マミに捕まってしまい、詰問されていました。
 現在マミの家に漂っている不穏な空気に加え、苦手とする織莉子が居るせいでとても居心地の悪い思いをしていたゆまは、途中で買っていたガリガリ君(注:赤城乳業より発売されている氷菓。ほむらが買ったのは梨フレーバーのもの)を齧ってばかりでまともに返答しようとしないほむらの様子を見るしかありませんでした。
 白を切り続けるほむらに業を煮やした織莉子は語気を強めます。
「キリカを傷つけてまで何がしたかったのか言いなさい!」
「犬の躾一つ満足に出来ないくせに何を言うかと思えば……」
「なんですって……!?」
 ほむらはどこからともなくセルメダルを取り出し、織莉子に見せつけました。
「これのためよ」
 動物のレリーフが刻まれたそれをどこかに仕舞いながらほむらは続けます。
「グリーフシードだけで生きていける身体じゃなくなったの」
「そのこととキリカのことは何も関係はないでしょう」
「そうかしら?貴女たち魔法少女は魔獣からグリーフシードを収穫する。その魔獣は人間を食らってグリーフシードを作り出す。魔法少女だってどこかの誰かの犠牲があるからそうやって生きて……いいえ、動いていられるのでしょう。人間もそう。他の生き物を犠牲にして命を繋いでいるというのに、貴女は全く事実が見えていない。何をするにしても代償が必要なことを知らないなんて無知にも程がある」
「そういう問題じゃない!」
「欲しいもののために莫大な代償を支払い続ければ、たかが一人傷付こうが構わない――そう思えるようになるわ」
 ガリガリ君を食べ切ると同時に織莉子の胸倉を掴んだほむら、彼女もまた語気を強めました。
「生きているだけいいじゃない、傍に居てくれるだけいいじゃない、触れ合って、言葉を交わして気持ちを確かめ合えるだけ、幸せだと思いなさい!永遠にそうする機会が失われた時、貴女はそれでも同じことが言えるのなら、いくらでもそう言いなさい!」
「暁美ほむら、貴女……!」
 ほむらは織莉子から手を離して押し退けると、ベランダから飛び降りて帰ってしまいました。



『ダ、ダメだよ、ひどいことしないで!』
『ひ…ひどいよ、何も殺さなくても』
『さよなら。ほむらちゃん。元気でね』
『私、魔女にはなりたくない』
『何でだろ、私、ほむらちゃんのこと信じたいのに、嘘つきだなんて思いたくないのに』
『ほむらちゃん、ごめんね。私、魔法少女になる』
『私だって、もう絶望する必要なんて、ない!!』
『それまでは、ほんのちょっとだけお別れだね』
『ほむらちゃん』『ほむらちゃん?』『ほむら、ちゃん……』『ほむらちゃん!』『ほむらちゃあああああん!!』
「……ううぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!」
 フラッシュバックというのは、過去に体験した事柄の中でも特に強烈なものが突然脳裏に蘇ってくることを言います。麻薬などの薬物の禁断症状の一種でもあり、今まさにほむらの心を蝕んでいました。
 目を見開き、頭をかきむしり、涙を流しながら喚き散らして狂乱するほむらを気味悪がってアパートの隣人たちは続々と引っ越してしまうほど、ひどい症状でした。
 ほむらは錠剤の入った瓶を探し、乱雑に取り出して中に入った錠剤を無理矢理飲み込みました。一時的に平静を取り戻したかのように見えましたが、今度は胃の底から湧きあがる酸の味を感じると台所の流し台に向かって胃の内容物をぶちまきました。焼けるようにして喉を通った、中途半端に消化された食物は胃液を伴い形容しがたい不愉快な酸の味でほむらの舌を虐げ、断続的にシンクに叩きつけられてなお、吐き気を誘発します。身体の一部になるはずだったそれが視界に入り、再びこみ上げてくる酸の味をほむらは我慢しようとしませんでした。
 そうしているうちに吐き出すものがなくなり、肩で息をしながら冷蔵庫にあった二リットルペットボトルのミネラルウォーターを取り出すと、食物の破片と胃液にまみれた口や喉や食道に流し込みます。
 ミネラルウォーターの入っていたペットボトルをゴミ箱目掛けて投げますが、見事に狙いが外れて畳に落ち、残っていたミネラルウォーターがこぼれ出て畳を湿らせます。
 唐突にハッとした表情を見せたほむらは何かを呟きました。
「……ヤミーが、成体になった」
 覚束ない足取りでほむらは家を出て行きました。



 見滝原のとあるビル街に、そそり立つ凛々しい男性器と女性の乳房をデザインのモチーフとして兼ね備えた、ある意味で両性的外見の怪人が出現しました。これこそ、ほむらがわざと逃がしたヤミーが成長した姿なのです。
 当然、このことを予知していた織莉子はマミとゆまを先に向かわせ、自身はキリカを回収してから合流してヤミーを叩く、という手筈で行動していました。
 一番最初に到着したマミとゆまに足止めと牽制をさせ、回収したキリカで決着を着ける――織莉子の作戦はこういったものでした。先遣隊の二人と合流する頃には手負いのキリカが倒しきれるほどにダメージが蓄積されているはずだと確信した上での作戦ですが、見事に失敗していました。
 前述した外見の怪人を前にしてダメージソースとして期待していたマミが完全に硬直していたのです。しかも赤面して。初々しい乙女のように恥じらっている場合ではないでしょう、とマミを叱責しようとした織莉子でしたが、ヤミーの五指の先端から放たれた白い光をまとった弾丸により妨害されてしまいました。もちろん、命中する直前でキリカが弾いてくれたので無傷でしたが。
「なななななな何なんですか!?あの破廉恥な攻撃は!?」
 ヤミーの五指の先端は独特の形状をしており、それはなんだかんだでお年頃な織莉子がそれを見て羞恥で顔を真っ赤にするようなモノでした。マミが手出し出来なくなるのも無理はない、と理解した織莉子にキリカは余計な一言を。
「んー……しゃせ」
「言わなくていい!言わないでキリカ!!」
「でもそれっぽい見た目だし、イカ臭いし」
 先ほど弾丸を弾いたキリカの鉤爪は白濁とした高粘度の液体でべちゃべちゃになっており、それのにおいを嗅ぎながら織莉子に報告し、そしてぽつり。
「織莉子のだったらなぁ……」
「……ないわよ」
「じゃあ生やそう!」
「そんなことより戦ってよぉ!!」
 織莉子とキリカが頬を紅潮させてしょうもないことを言い合っている間も続いていたヤミーの銃撃をハンマーの衝撃波で延々と弾き続けていたゆまがついに怒りました。マミが戦闘不能になってからずっとそうしていたのですから、当然の反応ではありましたが。
 ゆまの懇願にも等しい声は何とか織莉子の耳に届き、キリカとのじゃれあいを強制終了してキリカにヤミーを切り裂いてくるように命じる織莉子。
 射撃武器をメインに使っているのならば、懐に入ってしまえば勝負は決まったも同然。特に間合いの狭いキリカを相手にすることは困難だろうという織莉子の推測は、これまた思わぬ形で外れてしまいます。
 キリカが振り下ろした鉤爪を、ヤミーは左腕を赤く硬化させて受け止めたのです。近接戦闘の備えがあるとは全く想定していなかった織莉子は次の一手が浮かびませんでした。腕だけ硬化できるわけではないでしょうから、有効な攻撃手段が一気に減ってしまったのです。
 キリカは構わず第二撃を胸に打ちこみますが、今度はとんでもない弾力で弾かれてしまいました。挫けずに第三撃を叩きこもうとするキリカに、ヤミーは右腕を赤く硬化させて鳩尾に鈍い一撃を入れます。そのまま零距離で怯んだキリカに拳から白い光弾を発射して吹き飛ばしてしまいました。
 吹き飛ばされたキリカの身体はガラスの自動ドアをぶち破ってビルのエントランスに突入しました。キリカを案じて傍に駆け寄る織莉子が見たのは、件の白濁とした高粘度の液体まみれになって受付カウンターに叩きつけられたキリカの姿でした。
「キリカ!」
「おり、こ……!にげて……!アイツ、攻撃すると……呪いを」
「ゆま、マミ!キリカを、キリカを治してあげて!」
「だめだ織莉子……わたしは織莉子に無限の愛を捧げる……わたしが、あんなのなんかに屈するわけには、いかない」
 呪いという気がかりな言葉を残して気絶してしまったキリカを揺さぶる織莉子でしたが、その行動は意味をなしません。
 キリカをノックアウトしたヤミーはゆまとマミへの攻撃を再開しました。キリカが倒され、やっと我に返ったマミもマスケット銃を召喚して構えましたが、引き金を引く指や銃身を支える手が震えています。マミが使い物にならない状況が改善されないまま、白い弾丸を衝撃波で弾くことになったゆまが挫けそうになったそのときでした。
「よぉ、ゆま!待たせたな!」
「ごめんね、ヒロインは遅れてやってくるものだからさ!」
 真っ赤なオフロードバイクに乗った杏子とさやかが現れ、ヤミーを轢いたのです。オフロードバイクに轢かれたヤミーは身体を硬化させることなく吹っ飛びました。
 颯爽とオフロードバイクから降りた杏子とさやかは、それぞれのソウルジェムを取り出して構えました。
 杏子はソウルジェムを気だるげに左手でかざし、続いて左手を降ろしつつ右手を前に出し、右手首を勢いよくひねって心臓の手前まで下げます。同時にさやかは両手を顔の前で交差させ、腰の横に両手を引き、左手を右斜め上に上げます。最後に二人揃って変身を宣言しました。
「変身……!!」
「変身っ!!」
 赤い槍使いと青い剣士に変身した二人でしたが、ヤミーの姿を見て硬直してしまいます。
「やだ……杏子のよりおっきい……!」
「……さやかよりデカイかも」
 お前らお互いのどこ見てそんなこと言ってんだオイ。
 完全に油断している杏子とさやかに両手の全ての指の先を向けたヤミーが反撃に出るべく白い弾丸を連射しました。ヤミーの攻撃に気付いた杏子は反射的に槍を地面に突き刺して柵状の防御結界をを展開してそれらを防ぎます。柵についた白濁液を見てさやかがふざけてこんなことを言います。
「うーん、杏子の方が濃いかな」
「……るせぇ、真面目にやれ!」
「はいはい、じゃあやっちゃいますか!」
 防御結界を解除し、杏子とさやかは武器を構えヤミーに向かって突撃します。斬りかかってきた二人の斬撃に対してヤミーは両腕を赤く硬化させてそれらを弾きます。
「何よコイツ、こんなに硬かったの!?」
「だから何なんだよ……発動、『ロッソ・ファンタズマ』!!行きやがれ分身共!!」
 説明しよう、ロッソ・ファンタズマ(赤い幻影)とは!
 佐倉杏子の持つ幻覚・眩惑の魔法を最大限活用し、自身の分身を召喚する必殺技である!ちなみに名付け親は巴マミである!そしてロッソ・ファンタズマはイタリア語である!
 今回、杏子はロッソ・ファンタズマで自身の分身を八体召喚し、分身たちを散開させました。散らばった分身たちは手にしていた槍を蛇腹状に変形させると、八体がかりでヤミーの四肢にうねる槍を絡ませて拘束してしまいます。これで硬化させた腕による防御や飛び道具での反撃を封じると、杏子とさやかは武器を構え直しました。
「やるじゃん杏子!」
「てめーもなんかやれよ!」
「おっけー、行くよ!必殺、『スクワルタトーレ』!!」
 杏子に言われ、さやかは握っていたサーベルの柄に取り付けられたトリガーを引きました。
 途端、サーベルの刀身が射出され、ヤミーの胸に衝突して爆発を引き起こしました。
 これがさやかの必殺技『スクワルタトーレ』なのですが、威力が大きいだけあってどうしても隙が出来てしまうのが難点。そのため、使用する時は確実に勝てると確信したときだけ。もちろんスクワルタトーレもイタリア語で、意味は『切り裂き魔』。
 杏子のロッソ・ファンタズマによるサポートを受けているからこそ放てたのですが……。
「やったか?」
 案の定、ヤミーは胴体も硬化させることが出来たようで、スクワルタトーレによる爆風を受けても平然としていました。
 撃破に失敗したことを知り舌打ちした杏子はスクワルタトーレの第二撃を撃ちこむように言おうとさやかの方を向き、唖然としました。
 さやかがぺたんと地面に座り込み、惚けた表情でヤミーを見つめているではありませんか。
「おい、何してんださやか!?」
「どうしよう……あの人を見てると、すごくムラムラしてくるの……!」
「……はぁ?」
 何を言っているんだ、とさやかを無視することにした杏子は単独で突撃すべく武器を構えようとしますが、突然身体の力が抜けて槍を取り落としてしまいました。心拍数が上がり、腰が抜けて座り込み、頬が紅潮していきます。ロッソ・ファンタズマで召喚された分身たちも消滅してしまいました。
 助太刀として颯爽と登場を果たしたはずの二人がまともにダメージを与えることなく戦闘不能になってしまい、杏子とさやかを頼りにしていたゆまは再び挫けそうになりました。また明らかに頼りにならないマミを庇いつつ自ら攻撃しようとしない織莉子に変わって弾丸や光弾を弾いてダメージを与えなければならないのです。攻撃も出来なくもないのですが、メインは治癒でありその上まだまだ幼いゆまにとっては厳しいものがありました。
 そんなゆまが再びハンマーを構えたそのときでした。
「下がってなさい、ゆまちゃん。可愛い後輩が三人もやられた手前、いつまでもガタガタしているわけにもいかないわ。……居るんでしょう、暁美さん?」
 自身の背丈よりも長い銃身を持った巨大なマスケット銃を構えたマミがゆまに言いました。やっと戦う覚悟を決めていたようです。もっとも、ビルの屋上からこれまでの様子を見物していたほむらの存在に気付いたということも覚悟を決めた原因の一つであるようですが。
 手の震えを抑えながら狙いをヤミーに定めながら、マミは自身を奮い立てるべく叫びます。
「おちんちんになんか負けない!!『ティロ・フィナーレ』!!」
 もう少しまともなセリフはなかったのか。しかし言ってしまった以上はもうどうしようもありません。
 マミは特大マスケットの引き金を引き、彼女の十八番にして必殺技であるティロ・フィナーレを発動しました。
 結論から言えば赤く硬化した両腕によって弾かれて虚しく不発に終わってしまったわけですが。
 マミもまた、彼女の後輩たち同様に惚けた表情でその場に座り込んでしまいました。
 状況が悪化し過ぎて泣く気さえ失せてしまったゆまはいっそ考えることも止めてしまおうかとも思い始めました。
 完全に戦闘不能に陥ったマミに、ヤミーは手招きをしました。こちらへ来るよう促しているのでしょう、マミはそれに従ってしまいます。四つん這いになってヤミーに近寄るその姿に先輩としての威厳などあるはずもなく、高みの見物をしていたほむらが嘲笑うほどにそれは屈辱的な光景でした。
 すぐそばにまで来たマミに、ヤミーは人差し指を差し出します――そう、マミがヤミーに手出しできなかった原因である、そそり立つアレの形をした人差し指を。
 それをマミは躊躇うどころか待ってましたとばかりにくわえこんでしゃぶりだすではありませんか。口の周りをだらしなく唾液で汚しながらしゃぶる光景を羨ましそうに見つめていた杏子とさやかも、そのうち我慢できなくなってヤミーに近寄っていきます。
 相当な魔力の消耗と眼前に広がるひどすぎる光景が与える絶望によって、ゆまのソウルジェムが濁り始めました。どうやら完全に心が折れてしまったようです。
 そのことを悟ったのかもしくはただ気まぐれを起こしただけなのかは不明ですが、ほむらは本来の得物である弓を取り出しました。そして怪物然とした右腕から炎を出し、それで形成した矢を弓に番え、杏子とさやかを狙うようにして放ちました。炎の矢は杏子とさやかの足元に命中するとどういうわけか爆発を起こし、二人を吹き飛ばしてしまいました。吹き飛ばされた二人はキリカとはまた別のビルのエントランスに突っ込んで気絶しました。
 杏子とさやかを狙撃して退場させたほむらは続けてヤミーへの狙撃を行うべく再び炎の矢を番え、弦を引き絞ってそれを放ちますが、この第二射はヤミーの腕から発射された白い光弾によって相殺されてしまいます。舌打ちするほむらは屋上から翼を広げて飛び上がると、ヤミーめがけて急降下して加速し、鋭くそして重いキックをヤミーに叩き込みました。
 セルメダルを撒き散らしながらヤミーの身体は吹っ飛び、ヤミーから強引に引き離されたマミは立ち上がってマスケット銃を構えました。銃口は味方であるはずのほむらに向いています。
「私もう、この人のおちんちんなしじゃ生きられないのぉ!」
 さっきからとんでもない発言をしているマミは着地したほむらを容赦なくマスケット銃で銃撃しました。弾丸はあろうことかほむらの義眼に命中し、砕けてしまいます。
 しかし、ほむらは冷静にガラス玉の破片を右の眼窩から取り除くと、仏頂面のままマミに向かってこう言います。
「なら死になさい」
 液体窒素に勝るとも劣らない冷たさの視線をマミにぶつけるほむらは怪物然とした右腕をかざすと、掌から火炎放射を放ってマミに反撃しようとします。
 しかし、これまで見せてきた能力や攻撃手段からは想像もつかない猛スピードで疾走してきたヤミーに抱きかかえられ、そのまま逃げられてしまいました。
「――体は炎で出来ている」
 ぶつぶつと何かを呟き出すほむらは翼をはばたかせて宙に浮きました。
「血潮は燃料、心は硝子。幾たびの戦場を越えて不勝。ただの一度も勝利はなく、ただの一度も理解されない」
 自虐的な文句を口にし、ヤミーが走り去った方向に向き直ります。
「彼の少女常に独り、灰の丘で狂いに狂う。故に、生涯に意味はなく。――その体は、きっと炎で出来ていた」
 身体に炎を纏い、ヤミーを追跡すべくほむらもまたとんでもない速度で飛び去ってしまいました。



 織莉子の魔法はとにかく便利でした。ヤミーとほむらがどこへ行ったのかさえ容易に特定できるほどに。
 とある河川敷に辿り着いたゆまと織莉子は、ヤミーを一方的に攻撃しつつ罵倒しているほむらの姿を見つけました。
 河川敷の芝生はすっかり燃え尽きており、マミがその灰の上で大の字になってのびていました。すぐ近くで炎を撒き散らす者がいるせいでところどころ火傷しています。
「ふん、早漏ね」
 炎で拳を包み、それでヤミーの顔面を殴打するほむらの発する言葉はとことん辛辣でした。身体を硬化させることなく殴られているヤミーはセルメダルを盛大にばら撒きながらとうとう倒れます。
 起き上がろうとするヤミーをヒールで踏みつけ、更にセルメダルを排出させるほむらの様子はまさしく鬼畜そのもの。
「もっと欲望を満たしたい、消えたくないと懇願しなさい。そして情けなく消えるのよ」
 ヤミーを蹴り飛ばして川に落とすと、ほむらは弓を手にしました。
「チャームを使うのは意外だったけど、使う相手が悪かったわね」
「……チャーム?」
 ゆまの不思議そうな声に反応したほむら、珍しく彼女の疑問に答えました。
「チャーム……呪いのようなものね。このヤミーはそれを持っているわ。杏子と美樹さやか、巴マミの異常行動の原因がまさにこれ。恐らくは羞恥を持ったまま攻撃した者に対して身体の硬度を変え、そして魅了し戦闘不能にするのが、このヤミーの持つチャーム。二次性徴の少女なら確実に恥じらうであろうモチーフを取り込んだ辺りが小賢しいわね」
「じゃあ、なんでほむらは大丈夫なの?」
「チャームが効かないのは当然よ。だって……」
 ゆまの問いかけに対し、人でも魔法少女でもなくなってしまった少女は変わらない狂気と思いを混濁させたものを吐き出します。
「身も心も魂も人生も全部全部まどかのために擲ってしまったもの。羞恥さえ残っていない私がたかが男性器をとってつけただけのヤミーのチャームなんかにやられるわけがない。……ああ、見ているかしらまどか?私が醜く生き続ける様を。心苦しいでしょう生かすべきじゃなかったと悔んでいるでしょう?嬉しいわまどか、貴女がそうやっていっぱいいっぱい苦しんでくれるのは私を思っているからこそだって、わかっているわ!」
 恍惚に満ちた笑みで支離滅裂なことを口走るほむらの正気はどこにもありませんでした。
「まあ、まどかのはあんなに大きくないもの。それどころか小さくて可愛いくらいだわ。それにあそこまで早くないし。……大きければいいというわけじゃないのよ、そんなこともわからない愚か者は……失せろ」
 炎で形成した矢を番えたほむらを狙うようにして、上空から薄桃色の光が降り注ぎました。莫大なエネルギーを持ったそれに飲まれたほむらはただでは済まないでしょう。
 チャームの効かないほむらが参戦したかと思った次の瞬間に撃破されるとは、一体誰が想像したのでしょうか。
 少なくともゆまは想像していませんでしたし、想像したくもありませんでした。変身が解けて右腕と右目が欠損しているだけの普通の少女に戻ってしまったほむらが河川敷を這う光景も、自分以外まともに戦える魔法少女が居ないという状況も、ゆまは認めたくありませんでした。
 しかし現実は非情です。
「暁美ほむらの話が本当だとしたら、私はダメージを与えることさえ叶わないまま戦闘不能になってしまう……」
 織莉子が唇を噛みながらそんなことを言っているのです。
 ハンマーを握り直し、頼りにしていた杏子とさやかの代わりに立ち上がってきたヤミーを倒さなければならないとゆまは決心しました。もう頼れる人はいない、助けてくれる人はいないのだから。
 たった一体のヤミーによって追い詰められたゆまが、倒すべき相手を打ち据えるべくハンマーを構えたその時でした。
 上空からの謎の一撃でダウンしたはずのほむらがふらつきながらも立ち上がったのです。
「待ちなさい千歳ゆま……使いなさい」
 ほむらがゆまに何かを投げ渡しました。ゆまがキャッチしたのは、あろうことかほむらのソウルジェムでした。
「こ、これ、ソウルジェムだよ!?」
「それで変身するの」
「出来るの……?」
「早くしなさい」
 ほむらに催促され、ゆまはほむらのソウルジェムを両手で持って胸の前に掲げました。ヒビ割れており、障気を吐き出す紫のソウルジェムで本当に変身できるのかと心底不安だったゆまでしたが、ソウルジェムの放ちだした強く鮮やかな輝きによってそれは打ち消されました。
 その輝きがゆまを包み込み、そして輝きが収縮するころには、純白の衣に巨大な翼とそして流れるような長い髪を持った、見る者に神と錯覚させてしまう姿へと変身していました。
 更なる変身に成功したゆまのその姿を目にしたほむらは悪意に満ちた笑みを浮かべますが、ゆまはそのことに気付きませんでした。
 ゆまは手にしていたハンマーを自身の背丈の倍以上のサイズにまで巨大化させ、手に入れた翼を広げて宙に舞い上がると、猛スピードで突撃してきたヤミーにハンマーを叩きつけました。巨大化されたハンマーの一撃を受けたヤミーは爆発を引き起こし、その身体は完全にセルメダルに還元されました。ヤミーの身体を構成していたセルメダルは川の中に落ちてしまいました。
 散々苦戦させられたというのにたった一撃でヤミーを倒してしまったゆまは拍子抜けしていました。ほむらはそんなゆまから自身のソウルジェムを取り返すと、濡れるのも構わず川に飛び込みました。もちろんセルメダルを回収するためです。
 しかしながら、ほむらはカナヅチ。そこそこの深さがある川に入った状態で転倒してしまい、そのまま流されてしまいました。



 ヤミーはゆまによって倒され、見滝原に訪れた珍事もひとまずは幕を引きました。
 ですが数々の謎は残されたまま。何故ヤミーが現れたのか、ほむらがセルメダルを集めようと行動を起こしたのか、そしてゆまが変身したあの姿は一体何なのか……そういったことが解決していませんがとりあえずは一件落着ということで、さやかオススメの喫茶店で反省会を兼ねた祝勝会を開くことになりました。
 参加者はさやか、杏子、マミ、ゆま、織莉子、キリカの六人。今回の一件に関する答えを持っていそうなほむらは川に流されてしまい、その行方は織莉子にも予知できず、杏子の『殺しても死なない奴だから平気だろ』という一言で放置されることに。
「それにしてもなんかくっさい怪人だったな」
「卑猥だったよねー」
「ゆまちゃんが一緒じゃなかったら今ごろ、見滝原は大変なことになっていたでしょうね……。お手柄ね」
 チャームにかかっていた杏子とさやかとマミはまるでそのような事実などなかったかのような素振りを見せていますが、三人ともチャームの影響で暴走しており、特にマミはほむらを銃撃するという明らかな裏切り行為に加えて明らかな淫行に走っていました。その上、キリカのようにチャームに抗おうともしなかったことも織莉子は知っていました。
 過去を闇に葬ろうとする三人に、織莉子はちょっとしたイタズラをすることに。
 こほん、と咳払いをした織莉子は三人の会話に割り込んでこう言いました。
「まさか、貴女たちが男性器に魅了されるほどに淫行が好きだとは思いませんでした」
 杏子はコーヒーを誤飲してむせて、さやかは口に含んでいたアイスティーを吹き出し、マミは完全にフリーズしてフォークを取り落としてしまいます。やっぱり無かったことにしたかったのですね貴女たち。
 織莉子はそんな三人に対して攻撃(口撃というべきでしょうか)の手を緩めようとはしませんでした。
「せっかく魔法があるのですから、それを使って生やせばよろしくて?兜合わせなり何なりしても私は構いません。他人の嗜好に口出しするなど、そのような無粋なことはしません」
 顔を真っ赤にして喫茶店から逃げ出してしまったのは予知通りね、とキリカが頼んだロールケーキを勝手に食べながら織莉子は呟きました。



おわり






~おまけ~



「……うぅ、メダル、私のメダルは……」
「あ、起きた」
「うん……ん?」
「どうしたの?そんな不思議そうな眼で見ちゃって」
「……私はメダルを回収しようとして川に入ったはず。ここはどこ、そして私のメダルは?貴女は……誰?」
「ひどいよ、ほむらちゃん……私のこと、忘れちゃったの?」
「信じられないのよ。私の知るまどかは、もうどこにもいない。なら、目の前にいるまどかと同じ姿をした貴女は誰?それとも、私が見ている走馬灯の一部?もしそうだとしたら、私は死んだのかしら。そんなつもりはないけど」
「私は私、ほむらちゃんが守ろうとしてくれた、鹿目まどかだよ」
「――そういうことにしておきましょう」
「信じてよぉ」

「ところで、私の質問はいつ答えてくれるのかしら。……ここは?」
「んー、ほむらちゃんが住んでる世界とは別のところにある、私の部屋……ってところかな」
「やっぱり死んだのね、私。まさか溺死するなんて……」
「死んでないから、まだ死んでないからねほむらちゃん!私死神じゃないよ!」
「別に構わないわ。元々あってないような命だもの」
「……ほむらちゃんはまだ自分のことを粗末にしてるんだね」
「そんなことよりメダルよ」
「えっ、私の話聞いて……」
「メダルはどこ」
「ほ、ほむらちゃん……!」
「どこなの。アレのために溺死して挙げ句手に入れ損ねた、なんて情けなさすぎるわ」
「………」

「ところでほむらちゃん」
「何かしら」
「私のなにが小さくて可愛くて早いのかな」
「……っ!?」
「はっきり言ってよくないとは思うんだけどね、それでも生きようって思ってくれていることは嬉しいんだ。でもそれとこれとは別だよ」
「な、なんのことかしらー……」
「私のは小さくないし可愛くないし早くないんだから。ほら、ほむらちゃん」
「ひぃっ……」
「さっきからひどいよぉ、もう。お仕置きしちゃうよ?」
「まっ、待って!そんなの入るわけないじゃない……!!」
「大丈夫だって。ほら、ほむらちゃんメダルいっぱい入れてるし」
「使い方違う!」
「なら……この欲望、解放させてよ!」
「させない!絶対にさせない!」

二時間後

「ぅぅぅ……」
「私の欲望、いっぱい解放しちゃった」
「解放しすぎよ……」
「でも物足りないから、続きしよっか」
「……え?」
「クラスのみんなには、内緒だよ!」
「それで許されるわけないでっ……あぁぁぁぁぁっ!!」
「読者さんも、クラスのみんなには、内緒だよ!」



おわれ





~あとがき~



 タカズタカさんのせいです。この下ネタPOSTをしない健全クラスタたる影月がここまで直球なのを書くことになったのはおりキリの揺れるおっぱいを映画館のスクリーンで観たいとか言っておっぱいヤミー産んだタカズタカさんのせいです。そんなタカズタカさんにセルメダル投入したのは私、害虫系グリードの影月ですがね。青少年の健全な育成を害するヤミー作ります。こいよ石原。こいよアグネス。武器なんか捨てて!



 あとがきを書くにあたって、今回登場させた怪人『ヤミー』やアイテム『セルメダル』についての解説から始めることにします。クロスオーバーと言えるのかどうか怪しい内容ですが、とりあえずはオーズ×まどマギのハイパーリンク作品という体でやることにしますハイ。

 最初にヤミーについて。
 仮面ライダーオーズに登場する下級怪人で、欲望を餌として成長します。後述するグリードが生産するのですが、生産するグリードによってその方法や成長のプロセス、外見のモチーフが変化します。
 今回登場したヤミー(タカズタカさんいわくおっぱいTNTNヤミー)は生産したグリードや対象となった欲望を持つ者が不明だったりします。

 続いてはセルメダルについて。
 仮面ライダーオーズに登場するアイテムで、前述したヤミー及び後述するグリードの身体を構成する、錬金術師が作り出した欲望のメダルの一種。銀一色なのが特徴です。また、ヤミーの生産にも使用されます。

 なお、登場してはいませんが、ヤミーを作り出す上級怪人『グリード』とグリードの命ともいえる『コアメダル』についても解説をば。

 グリードについて。
 仮面ライダーオーズに登場する上級怪人で、800年前に錬金術師によって産み出された、複数の生物の特徴を持った人工生物です。個体によって持っている欲望が異なり、それを満たすべく行動します。また、人間の欲望をもとにセルメダルを生産すべくヤミーを作り出します。

 最後にコアメダルについて。
 仮面ライダーオーズに登場するアイテムで、グリードの核となる、金縁に動物のレリーフが彫られたメダル。彫られた動物の系統によって色が異なるのが特徴です。色ごとに三種類合計十枚存在しているのですが、あえて一枚取り除いて九枚とすることで『欠けたものを満たしたい』という欲望を生じさせることでグリードとしての姿を得ます。核というだけあり、九枚中一枚に各個体の意識を内包するメダルが存在し、それを破壊されると『消滅』(死という概念はない模様)してしまいます。

 今回のほむらちゃんがやたらとセルメダルにこだわっていた理由ですが……タカのコアメダル一枚がほむらちゃんの中に入っているという設定にしてしまったからですハイ。
 ほむらちゃん鳥系グリードにしたってえぇやん……!なんかアンクっぽいもnry
 余談ですが、さりげなーくアンリミテッドブレイドワークス改変してます。なんか色々とゴメンネ



 なんかまどマギ映画化決まったみたいですけどみなさんそんな嬉しいん?
 虚淵さんがあたしらを幸せにする脚本書いてくれるわけないじゃないですか(爆)
 ……ああみなさんMなんでsry……っと、こんな時間に誰か来たようだ
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