カゲツキくんは作り出した何かを全力で投下していきました。
二次創作系小説を書き散らかしつつ、個人的に興味深いホビー(TF系多し)について騒ぎ立てるブログだったのですが、最近では自分で何やってるのかよくわかってません。そんなカンジのブログです。
久々の東方二次創作ですが
はたしてこんなんで大丈夫なんでしょうかね(しろめ

あといつのまにか5000アクセス突破してました。何年目でしたっけ、二年目か三年目だったような(うろ覚え)



今回はゆかれいむSS二本と未来捏造SSを一本をまとめてうpします。
どうぞご覧下さいませ。




もふもふ暖房


 冬だというのになんだかんだで紫の家にきた霊夢は、紫の式である藍の尻尾に抱きついていました。暖かいのでしょう、その表情はだらけています。
「はぁ~……いいわねぇ九尾のもふもふ暖房」
「…………」
 そんな霊夢を鬱陶しそうにしている藍は主人である紫が自分のことを不機嫌そうにじっと見ているのに気付きました。
「紫様、何故私を睨むのですか。睨んでいらっしゃらないでこの巫女を剥がしてくださいませんか」
「らーんー、一房ちょーだい」
「ダメだ」
「ケチねぇ、減るもんでもないのに」
「減るからな、尻尾だから」
「…………」
「紫様からも何か仰ってください」
 式に助けを求められた紫はやっと口を動かしました。
「……しい」
「はい?」
「藍のもふもふ暖房が羨ましい……!!」
 主人も自分の尻尾をもふもふ暖房と言うか。呆れながらも藍は言葉を返します。
「でしたら霊夢を剥がせば」
「それじゃあ意味がないわ」
「はぁ」
「もふもふ暖房を満喫してゆるゆるな表情になってる霊夢だからこそ意味があるの」
「ゆるゆるってどういうこと紫」
 尻尾の温もりを満喫していた霊夢は顔を上げました。
「安心しきっているということですわ」
「アンタが現役の博麗の巫女を食べたり害を与えたりしないなんてことはとっくのとうに知ってるわよ」
「博麗の巫女の立場を利用しているのでしたら、自覚していただきたいものです」
「なにをよ」
「ここは妖怪の住まいで貴女が顔を埋めているそのもふもふは妖獣の持つ尻尾のうちの一本だということ、そして貴女は妖獣を含んだ跋扈する魑魅魍魎を退治する巫女だということを」
「……アンタ妖怪だったっけ」
「これでも千年単位で妖怪をやっていますわ」
「なら、そういうアンタこそ私がアンタを打ちのめしたりする巫女だってことをわかってて家にあげてるわけ」
「私は大丈夫、その気になれば貴女をこちら側に引きずりこんで差し上げることも容易いですもの」
「まだそっち側には行かないから」
「望みはありまして」
「さあ」
「あら、はぐらかされてしまいましたわ。……ただ、今私が望むのは」
 紫は慈しむように霊夢の頬にそっと触れます。
「~~~っ!?」
「貴女との触れ合い」
「さりげなく触りにくるなバカ!」
 霊夢は顔を真っ赤にさせて触れた紫の手を振り払って怒鳴りました。
(仲睦まじいのはいいことだが私の尻尾の上でやらないでくれ……)



れっつ☆こんとらくと!



「近頃、霊夢がよく私を頼ってくれるの」
「この幻想郷で最新のアニメが観れる環境を持っているのは紫様しかいらっしゃいませんからね」
「歌まで歌っちゃうくらい上機嫌な霊夢は初めて見たわ……可愛いわねもう……!」
「アニソンですけどね」
「喜怒哀楽を隠すことなく私にぶつけてきてくれるなんて……」
「一話の『可愛い子だと思った?』のくだりのシーンと四話の初変身したシーンと六話のアレが本性表したシーンと九話の心中シーンで明らかに高ぶってましたね」
「これは脈アリね!」
「紫様、私の話聞いていらっしゃいましたか」
「霊夢がお気に入りのアニメのことでしょ?もう勉強したわ」
「違いますけど対策は講じていらしたのですか」
「伊達に幻想郷の賢者やっていません」
「流石は我が主、言葉のドッヂボールで式を遊んでいたわけではなかったのですね」
「なにその含みのある言い方」
「言葉の綾です」
「気のせいって言いたいのね……」
「ところで紫様」
「なぁに、藍」
「先程から手にしていらっしゃるそのフリル満載のふわふわしたドレスや中学校の制服はなんですか」
「ふふふ……聞いて驚きなさい藍、全部私が一から作りました」
「一発で見抜ける嘘を吐くなんて紫様らしくない」
「……はい、取り寄せました」
「やはりそうでしたか」
「で、でも手直しはしたわ」
「紫様はお召しになられるのですか」
「もちろん」
「……出来るのですか」
「これでも体型に気を……」
「お腹周りではなくて、胸囲が心配です」
「確かに着るのは辛いけど、問題はないわ。ただ胸は苦しいわ」
「サイズ合ってないじゃないですか」
「大丈夫よ、霊夢なら着れるでしょうし」
「だから制服が二着あるんですね」
「私、八雲紫、十四歳!」
「せめて十七歳にしましょう」
「いいじゃない、少女だし」
「あの世界にも少女と呼ぶには長生きしすぎた存在がいるわけですがだからといって……」
「誰も私が十四歳と自称することを非難することはできませんわ、居たら私が許しません」
「何仰ってるんですか紫様」
「…………冗談よ」
「も、申し訳ありません」
「ふんっ……藍の馬鹿、堅物、ペド」
「そうなるようにプログラミングしたのは紫様でしょう。あとペドは余計です」
「あ、あら……」
「いかがしましたか」
「ないのよ、赤い子の魔法少女服と私服」
「そういえば、黒いタンクトップとデニムのホットパンツと水色のパーカーを着た霊夢が里に出かけたのを目にしました」
「すごく具体的ね……ってそれよ!なんで霊夢が?」
「いえ、存じませんが」
「こうしてはいられないわ!霊夢を連れ戻すわよ!」
「あの服はそこまで重要なのですか」
「ええ、そうよ。ホットパンツよホットパンツ。霊夢の太ももが惜しげもなく晒されているのよ。発情したケダモノに襲われてしまうわ!」
「そこですか……あ、紫様。鼻血が」
「霊夢の太ももー!」
「あっ……、行ってしまわれた」



「れいむー!」
「あ、紫」
「どうしてそれを着ているの!?ああもう太ももが眩しいわ!」
「落ち着きなさいよ。雪で服が濡れて使い物にならなくなったから借りただけよ。書き置きしたはずだけど」
「どうしましょうすごくすっごく太ももすりすりしたいぺろぺろしたい舌を這わせて霊夢を敏感にさせたい」
「……覚悟はいいかしら」

(しばらくお待ちください)

「れ、霊夢の愛が重くて痛いですわぁ……」
「アンタって本当にどうしようもない変態ね」
「もう、私は変態ではないですわ。ただ霊夢のことが愛おしくてたまらないだけの妖怪でしてよ」
「ていうか、アンタここにいていいわけ?冬眠中だったんじゃないの」
「なかなか寝付けなくて作業していたらこんな時期になってしまいましたわ」
「そういえばなんだかんだで冬になってからもアンタの部屋にお邪魔してたわ」
「今年の冬は寂しい思いをしなくて済みますわね?」
「誰がよ」
「ふふふ、さぁ誰でしょうか」
「……ふん」



半世紀後の幻想少女たち


 人間の里にある居酒屋にて。

「こうして集まるのも久しぶりね」
「お前が言うとなんか違和感あるな」
「それって私が妖怪だから?」
「見た目が変わんないからだよ」
「そんなこと言ったら妖夢だってそうじゃない」
「成長してるぞ、一応」
「霊夢と魔理沙から見た私は幼い印象が強いんですか」
「うん」
「違うのか?」
「霊夢ならともかく、魔理沙にだけは言われたくないです」
「おい妖夢、それどういうことだ?」
「あー……わかったような気がする。あ、妖夢言わなくていいわよ」
「はい」
「気になるじゃんか!」
「私としてはそこで早速寝てる奴の方が気になるんだけど」
「ぐぅ……」
「って、おい!起きろ早苗ー!」
「…………え、もう朝なんですか」
「まだ朝じゃないわよ」
「大丈夫なんですか、これで。確かお酒も強くないはずじゃ……」
「強くない奴は飲まなきゃいいんだよ」
「魔理沙さん暴論じゃないですかぁー……くぅ」
「起きないとアンタの孫に現役時代の失態包み隠さず語ってやるわよ」
「おおお起きます!起きますからそれだけは!」
「そういえば早苗って孫居たんだっけな」
「魔理沙だって子供居るじゃないですか」
「どっか行っちゃったけどな」
「また家出ですか」
「……ったく、誰に似たんだか」
「どう考えても親のアンタにでしょ」
「それはないわー」
「大火力の魔法が好きなところも似てますよね、魔理沙さんのお子さんって」
「あんなモンとろ火だ」
「ムキになるんじゃないわよ、年寄りのくせに」
「お前も人のこと言えないだろうが!」
「あら、私は十四歳よ?」
「紫様が十七歳だと仰られていたので、まあそれほどおかしくはない設定ですね」
「疑えよ」
「魔理沙さん、ダメですって。年頃なんですから、紫も霊夢さんも」
「あ゙ぁ?」
「な、なんでもないです……」
「お前はどんどん紫に似てきてるよな」
「どこがよ」
「胡散臭いことと年齢の話になるとめんどくさくなるの」
「胡散臭くはないわよ」
「白玉楼には紫様と一緒によくいらっしゃるじゃないですか」
「まさか、胡散臭さが移るわけないじゃない」
「案外あり得るかもしれませんよ?」
「あり得たらたまんないわ」
「あ、すみませーん!熱燗一つ!」
「私ビールで!」
「何かソフトドリンクないですか?」
「スピリタスある?」



「魔理沙って結局人間のままなわけ?魔女にでもなればよかったのに」
「そういう霊夢はどうして妖怪になったくせに妖怪退治してんだって話になるだろ」
「稼げるからよ」
「生々しいですね……」
「咲夜が死んで美鈴がメイド長になってからの紅魔館は更に警備がグズグズになったから働いてくれってレミリアが言うから門番になったんだけど、全然稼げやしないもの」
「というか美鈴さんにちゃんとお給料支払われていたんでしょうかね」
「知ったこっちゃないわ。でも週休二日と毎月の給料を寄越さないならフランと一緒に紅魔館ぶっ壊すって言っといたから私のは多分大丈夫」
「フランは卑怯だろ……」
「フランドールって、燃え盛る剣を振り回してたあの?」
「そういえばうちの神社を中破させてましたね……」
「妖怪になってからすごく懐かれちゃって」
「お前頑丈になったもんな」
「ところでどうして魔女にならなかったんだっけ」
「人間として生きたかっただけさ」
「そんなこと言ってるから火力が落ちたんじゃないの」
「人間辞めといて何言ってくれんだ」
「まぁまぁ、霊夢さんも魔理沙さんもその辺に……」
「早苗、それいつものことですから止めようとするだけ無駄ですよ」
「いつもって、それ五十年前の話じゃないですか」
「表に出やがれー!れいむー!」
「いいわよ、ぶちのめしてあげる」
「えっ、えっ?」
「ほら言ったじゃないですか」



「霊夢……お前こんなに強かったっけ?」
「美鈴やフランの相手してればアンタもこれくらいになれるわ」
「あー……なら仕方ないな」
「明らかに魔理沙さんボロボロなのにどうして平然と戻ってくるんですか?」
「多分気合いじゃないでしょうか」
「おーし飲み直すぞ!」
「切り替え早いですね!?」
「還暦越えても変わってないみたいで」
「普通の魔法使いは伊達じゃないんだぜ」
「還暦の魔法使いの間違いなんじゃないの?マスタースパークの精度落ちてたじゃない」
「酒入ってたからだよ」
「スピリタス一気飲みした私にその言い訳が通じるとでも?」
「お前は酒に強くなりすぎなんだよ!」
「度数いくつでしたっけ、スピリタスって」
「九十くらい」
「ほとんど素面じゃないか」
「さっきので抜けたのよ」
「幽々子様も紫様もそれほど強くはないのに……」
「神奈子様と諏訪子様も流石にこんなに早くお酒が抜けるというのは……」
「霊夢……お前とうとう神様越えちまったか」
「はぁ?」



「ぐぅ~……」
「くかー……」
「人間が潰れるのは予想通りだったわ」
「で、どうします?」
「魔理沙は私が運ぶから早苗は任せるわね」
「……わかりました」
「……こうして騒ぎながら飲むのも悪くないわね」
「何か……?」
「なんでもないわよ。じゃ、よろしく」


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コメント
コメント
いつぞや言った魔法少女ごっこするゆかれいむを形にして下さるとは…。ありがとうございます!m(__)m

一つ目の紫様と霊夢のどこかでお互いを信頼している感じと、一つ目二つ目共通の、霊夢のまんざらでもない感じは大好物ですありがとうございます(^q^)
やはりゆかれいむは、いい…!!
藍様は大変そうですがww

三つ目は…なんか本当に魔理沙は年とってもこんな感じだろうし、早苗さんも本当にこんな感じになりそうですな(´∀`)
霊夢は…どうなろうと決して普通にはならないでしょうし、この形も不思議ではないですww
人間組がつるんでるのを見ると、どこか安心しますね。
2012/02/10 (金) 19:21:25 | URL | クチナシ #-[ 編集 ]
Re:
>>クチナシさん
個人的には霊夢ちゃんに変身してもらいたいところでしたが、まあこれは次の機会に回そうかなと思います
めんどくさい主人がグズグズな巫女に肩入れしたせいでとばっちりを食うのは最早定番ry

普通の魔法使いvs楽園の素敵な巫女という構図が還暦の魔法使いvs楽園の素敵な妖怪になっただけですしね三本目w
2012/02/10 (金) 21:36:23 | URL | 影月 #-[ 編集 ]
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